妊娠中はおなかのことを気にするあまり、運動をおろそかにしてしまいがち…なんて方も多いのではないでしょうか?しかし、ウォーキングであれば気軽に生活に取り入れることができ、運動不足の解消やリラックス効果などさまざまな効果を得ることができるのです。今回はウォーキングの効果ややり方、楽しむコツについてご紹介します。健康にもつながるので夫婦でウォーキングデートをしてみてはいかがでしょうか。
ウォーキングすることで得る効果とは
ウォーキングをすることは体にさまざまなメリットをもたらします。妊娠中に限らず、健康状態の改善につながるケースもあるため、夫婦で生活に取り入れると良いですね。ここでは、ウォーキングを行うことで得ることのできる効果についてご紹介します。
運動不足の解消!体重管理ができる
1日の平均歩数が多い人ほど体脂肪が減少している傾向がとある調査からもわかっています。そのため、ウォーキングは体脂肪を消費したい人にも適した運動といえるでしょう。妊娠中は運動不足になってしまいがちですが、歩くだけなら実行しやすいですね。また、体脂肪を減少させる働きがあることから体重の増加を防ぐことができます。
「歩く」動作は筋肉を総動員させる
歩くということは、脚だけでも大腿四頭筋・大腿二頭筋・前脛骨筋・下腿三頭筋を一度に使うほか、腰の筋肉や腹筋、腕の筋肉も同時に使うことになります。左右の脚で交互に体重を支え、脚を曲げ伸ばしながら体を運んでいるのです。フォームを整えてしっかりと歩けば、出産の際に必要となる骨盤の筋力を鍛えることにもつながります。
メンタルヘルスへの効果が期待できる
ウォーキングは、うつ病などのメンタルヘルス分野においても高い効果を期待することができます。妊娠中は気分の浮き沈みも激しいため、ウォーキングを積極的に取り入れて精神面を癒すと良いかもしれません。また、ウォーキングをすることでまたいつもと違った外の景色を眺めることができるため気分転換にもなりますね。
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ウォーキングを始めよう!やり方は?
妊娠中のウォーキングは安定期に入ってから行うようにしましょう。また、行う場合は一度産婦人科の担当医に相談すると安心ですね。ここでは、ウォーキングを始めるための準備や基本姿勢、歩きかたについてご紹介します。
ウォーキングウェアやシューズの選び方
服装は風通しの良いものやおなか周りを締め付けないものを選びましょう。着脱できる薄手の羽織ものがあると尚良いです。ウォーキングシューズはランニング・ジョギング用のシューズとは違い専用のものがあるため、専門店等に行って店員さんに相談して決めるのがベストです。ネット通販等も実際に履くとサイズが合わないことがあるため、できるだけ店頭に足を運びましょう。その際は靴下を忘れずに持参してくださいね。
ウォーキングの基本姿勢と歩き方
ウォーキングをする際には、正しい姿勢を心がけましょう。平らな壁にかかと・お尻・背中・頭をつけます。この際、かかとを揃えて両つま先はこぶし1個程度あけ、膝同士をつけて立ちましょう。お尻を壁につけた際に腰の間に手の平が入る程度、両肩と頭を壁につけたら目線は真っ直ぐにし、顎を引きましょう。これが基本の姿勢です。腕を振る際は肩甲骨を意識し、前ではなく後ろへ引くことを意識します。
妊娠中は無理のない範囲で行うこと
おなかの張りや痛み、出血など少しでも違和感のあるときはウォーキングはやめましょう。また、ウォーキングの最中に違和感があればすぐに中止し、公共の乗り物を利用するなどして帰宅し安静にしてください。少し遠くの方へウォーキングに出かける際は水筒やペットボトルなどの水分を補給できるものと母子手帳を持参しておくと安心です。
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1歳の息子がいるシングルマザーです。最近は息子とのお菓子作りにはまっています。
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