ワーママが子どもを幼稚園に通わせると「何が大変」で「どうやって乗り越えるか?」を書いてみる
通園グッズなどのお裁縫
レッスンバッグや、給食セットなど、これは保育園でもそろえるべきグッズはあるので同じですね。ただ幼稚園のママはこれを手作りされる方が多い傾向があります。保育園はフルタイムで働いているママが多いですが、やはり幼稚園ママは時間的にゆとりのあるママが多いからだと思います。
入園の際、上の子入園の時は下の子の育休中だったので手作りしましたが、下の子は既製品と母に頼みました。
それでお裁縫は終わりだと思っていましたが、そうではありません。
入園後も
- 赤白帽にクラスを識別する布を縫い付けてくださいとか
- 体操服にゼッケンが必要だとか
- 通園帽のゴムをかんでちぎるので縫い直し
など意外とお裁縫の必要性が頻繁にあります。
私はゼッケンはアイロンで縫わなくていいものにしたり、時間がない時は母に頼んでいます。
「ママの手作り、手の込んだものだけが全てじゃない」と思えるかどうかママ自身の気持ちの問題だと思います。
送迎
ママが自転車や徒歩で送迎するのであれば、保育園の場合とさして変わらないと思います。
もし園バスを利用する場合は出勤時間や退社時間とバスの送迎時間が合わない場合もあります。
私も会社員だった時は行きも帰りもバスの時間は勤務時間だったので送迎はほぼ夫か母、義母にお願いしていました。ただ週に3日勤務だったので休みの日は私が送迎していました。
また延長保育を利用する場合は、直接送迎をしないといけないルールですので仕事の前後に送迎するようにしていました。
延長保育
幼稚園で預かってもらえる時間は短いです。
うちの子が通う幼稚園は8時半にバスに乗って登園し、15時には帰ってきます。
保育園のように18時や19時まで預かってもらいたい場合は延長保育を利用します。
これは幼稚園によってさまざまですが、わが家の場合年少さんのうちは週に2回は半日保育です。年中、年長になっても週に1回は半日保育があるので、そのような場合仕事をしているので延長保育を利用する予定です。
長期休暇
夏休みなどの長期休暇の際、会社勤めをしていた時は延長保育に預けたり、私の母、義母交互に子どもの面倒をみてもらっていました。
また、ごくたまに同じようにワーママのママ友同士で協力できる人がいれば、お互い仕事が空いている日は子どもを預かりあったりもしていました。
今は家で仕事をしているので以前ほどは預かり保育を利用せず、家で一緒にすごしています。
参観日
幼稚園の参観日はほぼ平日にあります。
ですから仕事をしているのであればその日は仕事を休むか抜けるようにしないといけません。
参観の情報は少し前から予告してくれているので、わかり次第スケジュールを調整するようにしていました。
私の場合は会社勤めしていた時の職場の理解があったのでそれでほぼ毎回大丈夫でしたが、難しい場合は夫に頼むようにしていました。
うちの子たちが通う幼稚園の参観には意外とお父さんが来ているケースも見受けられます。おばあちゃんが来ている子もいます。「必ずしもママじゃないといけない」という発想を捨てて、
家族で協力しながら成長を見守りたいですね。
役員
これが一番のネックかもしれません。
私は仕事をしながら幼稚園の役員もしましたが、これは職場の理解が大きかったことと、役員の負担がさほど大きくなかったことが要因です。
同じ地区でも幼稚園が変われば役員の内容や負担は意外と大きく異なります。
負担が大きい幼稚園の役員内容を聞いているととてもじゃないけど仕事をしながらではとうてい無理だと感じるものもありました。
ですからワーキングマザーで幼稚園に通わせるなら、役員負担についてはある程度入園する前に調べておいた方がいいでしょう。
- どのような役があるのか
- 全員役をやらないといけないのか
- 役の負担はどの程度か
私が経験したケースでお話すると、
役員の種類は「クラス委員」「執行部」「文化祭委員」の3つがありました。
このうち年に3回の親睦会と文化祭の補助、進級時の先生へのあいさつなどをする「クラス委員」であればさほど負担が大きくないので仕事をしながらでも可能でした。
私以外でのお仕事しながら役員する人も実際たくさんいます。
1年中とまではいかないけれど園にかなりの頻度で通う必要がある、執行部、文化祭委員はワーママがするのは難しいと思います。
このように一口に「役員」と言っても役の種類や負担は全然違うのです。
お友達との関わり
これはどういうことかというと、幼稚園の場合帰宅時間が早いので、子どもたちは幼稚園が終わってから公園やお互いの家で遊ぶ約束をすることが増えて来ます。
ただママが仕事をしている場合、約束しても一緒に遊べない場合が度々あります。
自分が延長保育に行く日だとかそういうのをまだ予定を把握できずに、約束してしまう時があるんです。
「今日は◯◯くんと一緒に遊ぼうって約束してたのに」など不満を言うことが何度かありました。
私の場合は毎日勤務ではなかったので、私の仕事が休みの日はお友達と遊べるようにセッティングしていました。
おわりに
ワーキングマザーが子どもを幼稚園に入れた場合の
- タイムスケジュール
- 何が大変でどうやって乗り越えたのか
についてお話しました。
前述したように、保育よりも教育をと思われている方はもちろんのこと、私のように仕事をしたいけど、子どもを保育園に入れられないから働けないと思っている人がいれば参考にしてみてください。
待機児童が解消されてフルタイム勤務でなくてもすぐに保育園に入所できればいいのですが、なかなかすぐにはこの問題は解消されないでしょう。
そんな時にちょっと発想を変えて幼稚園に通わせながら仕事ってできるのかな?そう思った際にこの記事がお役に立てれば幸いです。
ピックアップ
ぺこ(浜田 綾)36歳
企業の事務職員として10年間ビジネス文書の作成に携わる。
2017年6月に「コトバノ」という屋号にてライターとして開業。
夫、長男8歳、次男4歳の4人家族。
子どもは育てるだけではなく、親も育つこと。
親自身が人生を楽しむこと。
子ども扱いしすぎないこと。
をモットーに子育しています。
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