驚き!鬼嫁とは夫に無意識に作られた妻?
鬼嫁には、結婚時から妻がその気質を持っている場合も多いですが、結婚後いつの間にか鬼嫁になってしまったということもあります。そういうケースでは、夫の言動が影響して、結果的に妻が鬼嫁になったという場合も少なくないのです。妻を鬼嫁にする夫の言動についてお伝えします。
結婚後に妻のことを全く構わなくなった
結婚するまでは色々と気にかけてくれていても、結婚するとパタリと妻に興味を持たなくなる夫がいます。こういうタイプの夫は、「夫婦になったんだからもう遠慮しないで良いだろう」「言わなくても自分の気持ちは分かってくれているはずだ」と考えていることが多いのです。
しかし、妻側としては夫に見放された気持ちになり、その悲しさや寂しさを埋めるために、夫に厳しく接したり、怒ってばかりになることがあります。こういう妻が夫にとっては鬼嫁に見える可能性も否めません。
妻は尽くしてくれて当然だと思っている
結婚したんだから、妻は自分に対して色々と世話を焼いてくれるのが普通だと思っている夫もいます。極端な例かもしれませんが、「妻は自分より先に起きて、食事の準備をしてくれるべき」「妻は夫の意見に口出しせず、黙ってついてきてくれるのが当たり前」という態度を貫いていると、妻としては窮屈で反抗したくなるものです。それゆえに、家事を放棄したり、自分が主導権を握らないと気がすまない鬼嫁が誕生することがあります。
妻に何でもしてやろうという気持ちで動く
妻にしてもらうより自分でした方が早いからと感じたり、できるだけ妻には苦労をかけたくないという思いがあって、自分の身の回りのことはすべて自分でこなしたり、妻のやるべきことまでやってしまう夫もいます。
しかし、何でも文句なくやってくれる夫がそばにいると、妻はその状況が当たり前になってしまい、ちょっとでも夫がしてくれないことがあると文句を言ったり、怒ったりすることが増えてしまうでしょう。この妻の姿は、夫にとって鬼嫁に映るに違いありません。
おわりに
強い夫は周りから憧れられる場合もありますが、家庭内では妻が采配を振るっていた方が上手く行くことが多いものです。しかし、鬼嫁は鬼嫁でも行き過ぎてしまうと、夫はもちろん、子どもなどにも影響を与え、家庭内の雰囲気がギクシャクするようになる可能性も否めません。鬼嫁になるなら、愛のある鬼嫁になりたいものですね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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