3.保護者会の仕事を押し付けられた!
保育園にも、保護者会があります。保護者会の目的は、保育園行事の補助や、保護者同士の交流、園との相互コミュニケーションです。基本的に仕事が忙しいご家庭ばかりなので、保護者会の活動は極力少なくなっています。誰かが必ず役員にならばければならないのですが、これが思わぬトラブルの原因になりかねません。
余裕があると勘違いされて渋々
保育園のお迎え時間は、さまざまです。毎日帰りが遅く、延長保育を利用している人もいますし、第2子の育休中で早くお迎えに来る人もいます。登園はパパ、お迎えはママ、と役割分担している家庭もあれば、なかよくふたりで来る家庭もあります。早めのお迎えや、パパの出番が多い家庭は、余裕があると思われがち。保護者会の仕事を押し付けられて断り切れないケースもあります。
保護者会ではっきり主張してみる
人は、目に見える部分でしか人を判断できません。これはよい悪いではなく、そうしたものなので、勘違いして仕事を押し付けてくる人が一概に悪いともいえません。家庭の事情や自身の病気など、人にはさまざまな事情があります。すべて話す必要はありませんが、できないことはできない、とはっきり主張するほうが、自分も相手もスッキリします。できればその際、「●●ならできる」と譲歩案を出す、「××さんと一緒ならできそう」など、ヘルプを頼むとより円滑です。どうしてもいえなくてつらいときは、園に相談してみてください。なんらかのフォローがあるはずです。
おわりに
保育園のママ友の付き合いは、つかず離れずが最適です。まったく誰も知らない状態だと、行事のときに少し寂しい気分になりますし、うわさ話をする仲間になると、余計な面倒が増えるだけです。顔を見ればあいさつをし、同級生の名前は覚えておくくらいの付き合い方で問題はありません。子ども関係のトラブルがおこったら、まず園に相談しましょう。日常生活で必ずフォローしてくれます。保護者同士のトラブルは、子ども同士の関係性にはほとんど影響しません。あまり心配しすぎないように、上手な距離感でお付き合いできるといいですね。
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子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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