在宅で仕事と保育を両立させるための工夫
在宅勤務と保育をするには、ただがむしゃらに頑張れば良いというものではありません。これらを両立させるためには、どのような方法やコツがあるのでしょうか?
時間やタイミングに適したタスクをこなす
普段の仕事スタイルと保育を平行することは、困難です。子どもは決して思い通りに動いてはくれないため、保育を仕事に合わせることは難しいと言えます。それなら、仕事を保育に合わせるほうが建設的です。例えば、
- 子どもが活動的な時は、メールチェックや頭を使わずにできる作業を優先に
- 集中力を必要とする作業は、子どものお昼寝や就寝時に
- スマホなどを活用し、スキマ時間でできる仕事を作っておく
などは、有効な手段です。また、家事をする時間をなるべく少なくし、そのぶん仕事に充てるというのも良いでしょう。
子どもが仕事に協力してくれる環境作り
在宅の仕事においては、子どもがひとりでも遊べる環境を整えておくことも大切です。具体的には、
- 新しいおもちゃを用意しておく
- レゴやパズルなど集中できるおもちゃを選ぶ
- 時間を決めてテレビや動画サービスを利用する
- 子どもと1日のスケジュールを決めておく
などがあります。さらに、時計が分かる年齢になれば、子どもと1日のスケジュールを話し合っておくという方法もおすすめです。1日のはじめに、「何時から何時までは〇〇をする」「この時間はママと一緒に遊ぼうね」「この時間、ママは大切なお仕事だからひとりで遊んでね」などと決めておきましょう。
もう少し待てば、子どももママと一緒に遊べることが分かって安心してくれますし、急な無茶ぶりをしてこられても「朝にこうするって決めていたよね」と話をすることで、納得してくれる機会も増えます。また、子どもにとっては、スケジュール管理の能力や待つことへの忍耐力、自主性を高める訓練にも繋がるため、非常におすすめです。
夫やシッターさんに頼ることも大切
在宅で仕事をしながらの保育は簡単ではないため、夫や親族、シッターさんなどの協力は積極的に仰ぎましょう。頼ることは決して悪くはありませんし、頼ることで、家族にとっても子どもにとっても良い影響をもたらしてくれることも大いにあるのです。
また、あえて夫に在宅の仕事を選んでもらい、夫婦交代で仕事と保育をするという方法を取っても良いですね。
おわりに
在宅で仕事と保育を両立することは、一見、楽で有意義なように思えますが、現実にはとても厳しい側面があります。そのため、保育をしながらの仕事は計画通りにいかず、パフォーマンスが落ちてしまうのは当然のことだと考え、子どもの就寝時やスキマ時間を活用しながら、適材適所で仕事をすることが重要です。
はじめは慣れずに大変な場合が多いかもしれませんが、慣れると在宅の仕事における保育の良い部分を実感できる機会も増えてくることでしょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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