保育士として、定年まで安定して働きたい場合はどうすべき?
保育士を定年まで続けるとしても、人間関係や給料面など、継続して安定的に働き続けることは容易ではありません。ここでは定年まで安定して保育士として働き続けるための方法についてお伝えします。
公務員保育士は順調に昇進できる可能性がある
公務員保育士は保育士の中でも最も働きやすいとされており、産休や育休も取りやすくなっています。経験を積んで勤続年数が長くなってくると、おのずと園長や施設長の役も回ってくることも多いようです。確実着実に昇進していきながら定年を目指すのであれば、公務員保育士がおすすめです。
私立の園で資格を取得し、キャリアアップを目指す選択も
私立保育園ならではのメリットもあります。私立は学校法人やNPO団体などが直接経営するために、雇用条件が園によって大きく異なります。中にはいろいろな制度も整っていて、定年まで長く働き続けられるところもあります。
しかし、そのような条件の良い園で働くためには、経験や資格などが必要不可欠です。保育士として働きながら積極的に経験を積み、スキルアップの機会を増やしながら、昇進を目指すとよいでしょう。うまくいけば、主任や園長のポストにつくことができますし、定年まで安定して保育士として働けるでしょう。
おわりに
若い先生の中にベテランの先生がいると、なんだかホッとしますよね。保育士は長く続けることができる仕事ですが、そのためには周りのサポートや協力も必要不可欠です。定年後も保育士を続けようと思われている方は、60歳以上の保育士さんが働けるような環境が整った園を探すと良いかもしれませんね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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