これはNG!悪印象になる履歴書の書き方
悪印象になってしまう履歴書の書き方も、存在します。今回は履歴書の提出前に確認しておきたい、悪印象になりがちな履歴書の書き方についても、併せてご紹介します。防げるミスは事前に防ぎ、悪印象な履歴書を避けて無事に採用を勝ち取れるように頑張りましょう。
小さなミスが印象を下げてしまう
大きなミスよりも小さなミスの方が、採用見送りになってしまうケースもあります。履歴書のミスで採用見送りになるのはあまりにももったいないので、小さなミスがないかどうかをチェックしておきましょう。よくあるのは学校名や住所を省略する、明らかに履歴書の経歴欄を省略しすぎているパターンです。本人に悪気がなくとも、採用側には「この人は何か過去を隠したがっているのではないか?」「記入するのが面倒と思っている?」と思われてしまう可能性も。
また略字や簡易文字なども失礼にあたりますからできる限り避けましょう。西暦和暦が混ざり合っている履歴書もあまり美しいものとは言えません。例えば2019年と書いておいて、その後で令和元年と書くことはしないでくださいね。
証明写真は清潔感を大切にする
証明写真は先方が目にするあなたの第一印象です。清潔感を大切にし、ラフな服装やピアスやネックレスをつけたままの写真はできる限り避けるとGoodです。化粧もできる限り気合を入れて派手にしがちですが、血色がよく見えるくらいにしておきましょう。もちろん証明写真でしかめっ面はよくありませんから、口角を上げた自然な笑顔を作れるようにしておくのもお忘れなく。
志望動機や自己PRを空欄にする
絶対にやってはいけないことがあります。それは、志望動機や自己PR欄を面倒がって空欄にすることです。これだとなぜ採用面接を受けているのか採用側は全くわからないので、志望動機や自己PR欄こそ気合を入れて書くようにしましょう。せっかく自分を売り込む機会ですから、少しでもよいので記入する意欲を見せることが重要です。
おわりに
ブランクがあること自体は、新しい職場での採用面接においてそこまで問題になることはありません。ただし、履歴書の書き方やその他のビジネスマナー的な部分で、採用見送りになってしまうというもったいないケースもありますので、履歴書は好印象なものを記入できるようにしていきましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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