妊娠後期に入った妊婦さんであれば、間もなく会える赤ちゃんの顔を想像して、毎日が期待と不安で胸いっぱいではないでしょうか。本番の出産予定日に向け、少しずつ入院の準備をしておくことで、そわそわした気持ちを落ち着かせることができます。入院してから「用意しておけばよかった!」と後悔しないためにも、持ち物リストを活用して整えておきましょう。
ここでは、出産前の入院準備として、バッグに入れて準備しておきたい持ち物と、妊娠中の自由な時間があるうちに、ママはどんなことをやっておくとよいのかご紹介します。
臨月に入ったら準備!出産関連グッズ
出産で入院する際、用意しておくとよいものをあげてみました。妊娠後期に入ったら、いつ陣痛がきても大丈夫なように、準備しておくと安心ですね。
必須4点セット
- 母子健康手帳
- 健康保険証
- 診察券
- 印鑑
これらは臨月に入った妊婦さんが必ず携帯しておくべき4点セットです。母子手帳ケースなどに一つにまとめて、近所にお買い物に行くときもお散歩のときも、常に手持ちバッグに入れておきましょう。家でもわかりやすいところに保管して、家族に置き場所を伝えておくと安心です。
快適に過ごすための入院グッズ
- 現金
- タオル
- 携帯電話、充電器
- 筆記用具
- 手鏡
- 歯磨きセット
- 洗面道具
- 化粧品
- ブラシ
- コンタクト、眼鏡
友人がお見舞いに来てくれたときや、退院時にすっぴん姿を避けたい人はお化粧品がを忘れないように。タオル類は普段使い用のフェイスタオルと、シャワー時に使ったり、赤ちゃんをくるんだりできるバスタオルを用意しましょう。
また、現金は必ず持っておいてください。病院の売店で買い物するときに必要です。携帯電話や充電器は、施設によって使用できるスペースが異なるため、あらかじめ確かめておきましょう。入院中に先生から教わる注意点などのメモに筆記用具があると便利です。赤ちゃんの検査結果や領収書など、数枚の書類をもらうため、クリアファイルも一つあると便利かもしれません。
退院時に必要になるもの
退院時は
- 肌着
- ベビー服
- 帽子
- 靴下
- おくるみ
- おむつ
- おしりふき
- ガーゼ
- ママの洋服
を用意しておきましょう。洋服は赤ちゃんの体に負担がかからないよう、季節にあった衣服を用意してあげてください。
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入院中ママが身につけるもの
次は入院中、ママが身につけるものなどをあげてみました。
産褥(さんじょく)ショーツ
出産後は悪露と呼ばれる出血が数日続きます。産褥(さんじょく)ショーツがあれば、寝たままの状態で悪露の処理をしたり、産後の傷口の様子を診察してもらったりと、体への負担を減らすことができるのです。
授乳用ブラジャー
授乳用ブラジャーは、片方ずつ開閉できるタイプか、フロントホックのものを用意しましょう。つけたまま寝ても苦しくない、柔らかい素材のものがおすすめですね。
授乳用パジャマ
パジャマは透けない素材で、前開きのものか授乳口のついたタイプがよいでしょう。検診のことを考えるとパジャマのトップスが全開できて着丈が長いものがおすすめ。ウエストはゴムだと楽ですね。授乳や悪露で汚れることもありますから、余裕があれば3セット程持っていると安心です。
母乳関連
産後は、母乳もれをキャッチしてくれる母乳パッドや、授乳前後の乳頭や会陰部の消毒に使える清浄綿が必要になります。秒針つき時計も、陣痛の間隔を測ったり授乳時間を見たりするために役立つでしょう。
冷え対策
カーディガンやソックスは冷暖房対策としても活用できます。ベッドから離れるときは冷えるため、ぜひご用意してみてください。スリッパは滑らないように裏に滑り止めがついているものを選ぶとよいと思います。ルームシューズタイプではなく、脱いだり履いたりしやすいものにしましょう。
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