海外で出産を希望する人が多いのはなぜ?
海外で出産する場合、保険の関係や、費用の問題、手続きの手間など、面倒なこともたくさんあります。しかし、海外で出産を希望する人が少なからずいるのが現実です。海外で出産を希望するのはどうしてなのでしょうか。
やっぱり旦那さんにすぐに赤ちゃんを見せてあげたい!
旦那さんの海外赴任に帯同している奥さんが出産する場合には、保険の問題さえクリアできれば、日本に帰国して出産する以外にも、現地で出産する選択肢ができます。言葉も通じ、頼れる人がいる日本で産む方が安心だという人もいる一方で、出産のために帰国してしまうと何か月かは戻ってこられず、旦那さんに赤ちゃんを見せられないため、現地で出産を選択する方もいます。
子どもの可能性を広げておきたい!
海外出産を希望する人の中には、日本以外の国籍の取得を目的にしている人もいます。先述しましたが、22歳までは、2つの国の国籍を持つことができます。そのため学校の選択肢が増えたり、社会保障が受けられたりというメリットがあります。条件はあるにしても、両方の国を見ることによって、将来の選択肢の幅を広げることができるというメリットがあります。
デメリットがあることも忘れないで!
海外では、日本よりも入院の期間が短い国が多いため、産後のケアをしてくれる人がいない場合には、相当な負担がかかります。また、日本語が通じるといわれている病院でも、看護師さんは日本語がわからない、日本語がわかる人が毎日いるわけではない、など、言葉の問題もあります。いずれにせよ、慣れない環境での出産は、日本での出産よりもさまざまな面で負担があります。
おわりに
海外で出産する場合には、メリット・デメリットの両方あります。しかし、他の国の国籍を取得できる機会なんてそうありませんから、ひかれてしまうのも無理はありません。いずれにせよ、目先のメリットだけを考えるのではなくママと赤ちゃんのことを一番に考えて、よりよい環境で出産できる選択をしてくださいね。
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3歳の男の子の母です。毎日振り回されています。
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