モラハラを起こすと一体どうなるの?
知らず知らずのうちに起こしているかもしれないモラハラ。最初のうちは相手が気づかなくても、続けていくうちに、モラハラの被害に遭っていると認識します。では、このモラハラを起こすと、結果的に一体どうなるのかを見ていきましょう。
モラハラが続くと離婚につながる
モラハラが続くと、多くの場合、別居や離婚につながります。モラハラをしている妻の方は離婚する気がないのですが、夫の方が別居や離婚を求めてきます。別居の場合はまだやり直せる可能性がありますが、離婚となるとそうはいきません。離婚するためには、「婚姻を継続しがたい重大な事由」が必要です。モラハラで離婚を切り出す場合は、モラハラが婚姻を継続しがたい重大な事由となるだけの証拠(モラハラを受けたメモや録音など)を既に用意している場合がほとんどのため、離婚という決着になることが多いです。
侮辱罪や名誉毀損(きそん)罪になることも
モラハラは、実は罪に問うことができる可能性があります。その罪とは侮辱罪や名誉毀損(きそん)罪です。侮辱罪は、公然と人を侮辱することに対する罪で、拘留または科料に処されます。名誉毀損(きそん)罪とは、公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損(きそん)した場合に成立する罪のことで、3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金に課されます。どちらも刑法上の罪となります。夫婦間でのモラハラで、ここまで問われることはほとんどありませんが、モラハラはそれぐらい大きな罪になることを認識した方が良いでしょう。
おわりに
モラハラ妻は、モラハラをしていることに気づいていないことが多いです。しかし、モラハラは、離婚などにつながることの多い行為です。モラハラ妻の代表的な特徴や行動に当てはまっている場合は、モラハラをしないように気を付けましょう。
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企業取材や社史制作をメインに、子供の出産を機に教育や会計などの記事も手がけています。家族は小学生高学年の娘、夫。関心事は教育やライフプランのことなど。「これからの時代を生きるために必要な力って何?」をテーマに、日々考えています。
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