別居婚のデメリットとは
結婚したら生活が一変することもある中、別居婚は今まで通り。結婚の形がシンプルなだけに、双方が別居婚に同じ価値観を持っていないと、デメリットも多くなってきます。
どんなデメリットなのかご紹介しましょう。
とにかく『不安』が付きまとう
お見合いで結婚しない限りは、恋愛から結婚を選択する人が圧倒的に多いですよね。いつも側にいたい、「ただいま」や「おかえり」が言いたい、という思いがどちらかに強くあるうちは、寂しさがつのり離れて暮らす意味さえ分からなくなってきます。また結婚しても変化がないので、意識的に独身感覚が抜けない人も。当然、身近に大切な人がいない状態ですから、寂しさから浮気の可能性も高まることは考えられます。揺るがない信頼と愛情、精神的な自立がなければ、別居婚は意外と難しいのです。定年を迎える夫婦が選ぶ別居婚が成功しやすいのも、こうした確たるものがあるからなんですね。
何かとお金がかかる
一人暮らしは家賃や光熱費・食費などがかかりますが、同居すれば2人で支払うため、別々に暮らすより預貯金を増やすことが可能です。生活拠点を別にすると、何万円という大きな金額が流れていくことを頭に入れておきましょう。将来は家を持って同居する予定でも、別居婚の期間が長ければ毎月かかっている費用で家が建ってしまうこともあるかも・・・。富裕層や、よっぽど一人での生活が必要な理由がなければ、出費も多いという現実は踏まえておかなければなりませんね。
おわりに
別居婚はパートナーの生き方や働き方、家族の状況を認め合う結婚の形です。ただ自由きままに生活できるわけではなく、期間が長いほど子どもや親の介護、金銭的な問題もでてきます。強い絆とこまめな連絡、緊急時はどうするかなど同居する夫婦以上に話し合いが必要です。別居婚を検討する前に、メリットデメリットをしっかり把握することが大切ですね。
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農機・農業資材商社で秘書・営業事務として働いてきた『自然を愛する』ライター。
各地のウォーキング大会への参加やカフェ巡りをするのが趣味。穏やか暮らしに憧れて、栃木・那須に移住したアラフォーです。
中学生年子の男女を育てるシングルマザー。栄養士・調理師の資格を持ち、趣味の料理も楽しんでいます。
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