アウェー育児で困らないための対策は?
預け先がない、子育てに不安を抱くなどさまざまなデメリットがあるアウェー育児ですが、そのような問題で悩まないようにするためには、どうしたら良いのでしょうか?アウェー育児をする方に、ぜひ知ってほしい対策をお伝えします。
ママが集まるイベントに顔を出す
アウェー育児でもより快適に子育てをしたい方はママ友を作ることがおすすめです。日頃の子育てに関する話をする相手ができますし、いざというときには子どもを預けることもできます。ママ友を作りたい方は地域のママが集まるイベントに参加するのがおすすめです。市町村や保育関連施設などがこうしたママ向けのイベントを開催しているので、興味があるものがあればぜひ参加してみましょう。
動ける妊娠中から人脈を作っておく
出産後にアウェー育児の大変さに気づく方が多いことから、妊娠中から人脈を作っておくのがおすすめです。妊娠中なら、出産後に比べると、子どもがいない分動き回れるので、人脈を広げるのに向いているのです。近所の方や同じ産婦人科に通うママなど、出産後に力になってくれそうな人とは、ぜひ積極的に関係を持つようにしましょう。産婦人科が開催する妊娠・出産に関するセミナーなどに顔を出すと、同じ立場の人に出会えそうですね。
ベビーシッターや預かり保育を利用する
どうしても周りに頼れる人がいないという場合は、ベビーシッターや預かり保育など外部のサービスを利用するのがおすすめです。料金はかかってしまいますがプロに預けられるので安心ですし、自分も自由な時間を持てるなどたくさんのメリットがあります。アウェー育児でストレスをためるくらいなら自分のため、子どものためと割り切って他の人の力をかりることをおすすめします。住んでいる地域にどんなサービスがあるのかを調べて、いざというときは利用してみましょう。
おわりに
なじみのない土地で子育てをするアウェー育児は、7割の女性が経験しているといわれています。周りに頼れる人が少ないのでいざというときに預ける当てがなかったり、悩みを打ち明ける相手がいなかったりと苦労してしまうのです。そこでイベントに参加したり、妊娠中から人脈を広げたりしながら、頼れる知り合いを作るように意識していきましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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