私たちの永遠の悩みである「嫁しゅうとめ問題」、よい関係を築けている人もいない人も、それぞれにあるかと思います。しかし孫が生まれると、これまでよりも接触頻度が増えてきて何かしらの問題が起きてしまうことも。子育てについて「口出し」なんかされてしまうと、ついつい怒りが爆発してしまいますが、一生続く関係ですから、うまく乗り切りたいですよね!わが子のためにもできるだけ波風を立てずに、しゅうとめに気に入ってもらえる嫁になる心得をまとめてみました。ほんの少しずつの積み重ねでも印象は変わりますのでぜひ実践してみてください!
【初級編】おしゅうとさんへの最低限の振る舞い三つ
しゅうとめはいつでも「息子の母親」であり、自分が上に立って当然であると思っている人も中にはいるでしょう。ですから嫁はどんな時でもさりげなく「しゅうとめの顔を立てる」姿勢を忘れてはなりません。そのために最低限やっておきたいことを三つまとめてみました。
1、行事や親戚の集まりには必ず顔を出す
お盆やお正月に夫と帰省するのはもちろん、嫁は親戚の前でもしっかりと笑顔で、派手に見えないように振る舞うことは、しゅうとめの視点からはやって当然と思っている人も多いでしょう。子どもができたらなるべく顔を見せに行く、写真を送るなどして、こちらからできるだけ交流を図りましょう。長居をする必要はありません。息子夫婦からの積極的な交流ということで母親のメンツは保たれ、大きなトラブルは防げるはずです。
2、夫のことを褒める、間違っても悪口を言わない
おしゅうとさんにとって、あなたの夫はいつまでたっても「かわいいわが子」なのです。「○○(夫の名前)さんが家事を手伝ってくれてすごく助かるんですけど、小さいころからよく義母さんの手伝いしてたんですか?」など、子ども時代を話題に出して褒めるとなおよさそうです。また、おしゅうとさんとの話が盛り上がっていても、旦那さんの悪口を決して言わないようにしてください。おしゅうとさん自身がわが子のグチを言うのはOKでも、お嫁さんに言われると腹が立つ!というのが本音です。子どもを褒められるということはいくつになってもうれしいものなのです。
3、子どもは「旦那側の家の子」として振る舞う
かわいいわが子は、「自分と旦那さんの子」であることは間違いないですが、あなたが旦那さんの家に嫁いでいるのであれば「旦那さんの家の子」であることを忘れないようにしましょう。今の時代にそんな、と思ったり大げさに聞こえたりするかもしれませんが、これを前提に立ち振る舞うとおしゅうとさんのメンツを保つことになります。例えば子どものイベントがあれば、「うちの両親も言えば来るとは思うんですが、まずお義母さんに連絡をと思って」など、まずは旦那さんの家が優先!というささいな配慮と伝え方をしてみましょう。
合わせて読みたい
【上級編】おしゅうとさんの自尊心をくすぐる!
わが子やその嫁がどんなに大人で完璧な人格でも、おしゅうとさんはいつまでも親の気分。母親として「指導」したいものなのです。その気持ちに応えるように、自分の余裕のある時に「先輩を立てる」要領でおしゅうとさんを褒めたり、頼ったりしてみましょう。「うわべだけ」でも、効果を発揮すると思いますので参考にしてみてくださいね。
1、よい嫁を演じすぎない!程よく甘えてみる
人間誰しも、よく思われたいという心から、「よい嫁に見えるように」と頑張ってしまいがちですが、少しくらいすきを見せて甘えてみたほうが、おしゅうとさんも「かわいいな」と好意的に見てくれるはずです。「お義母さんみたいに、上手にできなくて・・・コツってあるんですか?」という具合に、小さなことでOKなので少し歩みよって相談してみるとよいでしょう。
2、実母とおしゅうとさんへの扱いを公平にする
おしゅうとさんにもよりますが、「もっと息子夫婦や孫と関わりたい」「実際に関わらなくても、声だけはかけてくれないと不満」という人も多いです。「実家にばかり孫を連れて帰っていてうちには来ない」と思われないように、実家に頻繁に帰っていることは言わないようにし、子どものイベントや年間の行事などは、実母だけでなくおしゅうとさんにも公平に声をかけて、気にかけていることを分かってもらいましょう。
3、旦那さんや子どもを通じて「間接的に」しゅうとめを褒める
おしゅうとさんはいつまでたっても自分は母親であり、自分の子ども・孫には愛されたいですし、慕われたいのです。そんなわが子・孫から間接的に「いつも気にかけてくれて助かるって言ってたよ」「ママがおばあちゃんは料理が上手って言ってた」と言われることによってさらに喜びは増すもの。直接言うと「お世辞だ」と勘繰られてしまいますので、あくまで間接的に、普段から夫や子どもがいる前でおしゅうとさんを褒めてみましょう。
合わせて読みたい
お酒が好きですが育児もがんばっています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。