今後の日本における複合家族のあり方と注意点
将来的に日本国内での複合家族は、今後ますます増えていくことが想定されます。家族の形に多様性が生まれ、事実婚や、再婚せずに新たな家族関係を築いていく人もいるでしょう。そこで、これから複合家族を形成していくにあたり、いくつか注意したい点についてご紹介します。
これまでの家族との関係性も重要
夫婦関係にひびが入り、離婚という形になったとしても、子どもにとっては世界で唯一の両親です。離婚後にそれぞれ別々の暮らしをしていたとしても、定期的に会える環境はつくっておきたいところです。
双方が歩み寄ろうとしていても、ちょっとしたすき間風が吹くこともあります。そんな場合にはカウンセラーなど第三者の力を借りるのも得策です。
子どもに対する各種ケアも心がけて
子どもが思春期などであると、異性である義理の親に対して複雑な感情を抱くことも。外面的にはうまくやっていこうとしても、内面で強く拒否反応を示してしまった場合、ひきこもり・拒食症などになるケースもあります。
子どものちょっとした変化に気づけるよう配慮し、必要であれば各種細やかなケアができるようにしておきたいですね。
おわりに
結婚前にはわからなかった価値観や双方の性格面など、少しずつずれが生じてしまうのは仕方ないことかもしれません。自分らしく、明るく生きていくためには離婚・再婚といった選択肢を選ぶことも大切なことでしょう。
一方で、子どもにも影響があることを忘れてはいけません。心の動きをよく理解し、家族の幸せなあり方を模索することで、家族全体が唯一の新しい形を作り出せるといいですね。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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