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「ママカースト制度」に巻き込まれない!
これまでみてきて分かるように、ママカースト制度は、ママにとっても子どもにとってもよいことは何一つとしてありません。できる限り、毎日を楽しく過ごし、子どもをのびのびと育てていきたいですよね。そこでここでは、どのようにしたらママカースト制度に巻き込まれないで済むか、その方法について考えていきたいと思います。
近づきすぎず、離れすぎず。距離感を大切に
子育ては意外と孤独なものですよね。子どもとだけ向き合っていると、それはそれでストレスがたまってしまうのでママだってお友達が欲しくなるのはよく分かります。しかし、そこで大切なのはママ友との距離感です。中には、親友になれるほどの気が合う友達ができることもありますが、あまり深くプライベートなことまで聞いたり話したりすることは避けたほうがよいでしょう。また、少し苦手だなと思う相手に対しても、無視をするのは厳禁です。あいさつ程度のことは、最低限忘れずにしておくようにしましょう。
人が言っている悪口などにのったりしない
どんな世界でもそうですが、人が言ったり言われたりしたことは、どのようにして他人の耳に入るか分かりません。ですから、できる限り人の悪口やうわさ話などに加わるのをやめましょう。自分の意見は出さずに聞き役に徹し、タイミングを見計らって話題を変えてみるのもひとつの手です。また、それが難しそうな場合には、「そろそろ買い物に行かないと」などと言って、その場から離れてしまうのもおすすめですよ。
ひとりでいいや!と、割り切ってしまうのもあり
女性は、どうしても群れを作りたがる生きものです。やはり自分は集団が苦手・・・と思うのならば、気が進まないママ同士の集まりに参加するのはやめましょう。その時間を、自分のためや、家族のために使ったほうが、楽しくてスッキリとした毎日を過ごせるはずです。子育ての場での主役は、ママたちではありません。子どもが楽しいと思える毎日を一緒に過ごせるようにしていきましょう。ひとりだって、別に怖いものはなにもありませんよ。
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「ママカースト」が題材の本やドラマ
ママカーストの存在が注目される中、ママカーストを題材にしたドラマや書籍がたくさん発表されています。ママカーストとはどういったものなのか、うまく付き合うコツなどを知ることもできますので、気になる方はぜひチェックしてみちてはいかがですか。
ママカーストはドラマにもなっている!
ママカーストを題材にしたドラマは、幼稚園が舞台になっているものが多いです。木村文乃主演「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」や杏主演「名前をなくした女神」、上戸彩主演「暴れん坊ママ」などがそうです。幼稚園が舞台の場合、「セレブ対庶民」「お受験」が絡んでいるストーリーが多い様です。その他、菅野美穂主演「砂の塔〜知りすぎた隣人」や鈴木京香主演「夜行観覧車」など、地域のママカーストを絡めたサスペンスドラマもあります。
ママたちの行動がリアルすぎるコミックエッセー
育児のコミックエッセーが増えていますが、ママカーストやママ友を題材にしたものも多く出版されています。その中でも話題となったのが、野原広子著『ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望』です。仲良しだったママ友から、突然無視をされたり、嫌がらせを受けたりする様になる主人公。そのママ友がママカースト上位だったので、他のママたちからもさげすまれるようになります。ささいなきっかけから、「ぼっちママ」になってしまう恐怖が淡々と描かれています。
冷静に分析するなら、新書もおすすめ
「ママカーストとは何か」「なぜ、そんなものが存在するのか」を知りたい場合は、新書をおすすめします。杉浦由美子著『ママの世界はいつも戦争』は、ママカーストについて分かりやすく解説しています。白河桃子著『格付けしあう女たち』は、他人と優劣をつけたがる女性について書かれた本です。今より専業主婦の多かった、昭和の母親についてなども書かれており、興味深い一冊となっています。
おわりに
高価なランチに誘われ、参加するか断るかでカースト内の順位が決まるなど、怖い話が多いママカースト。引っ越し先や進学先など、新しい環境に飛び込むときにはよいママ友ができるかどうか心配です。嫉妬やひがみの対象にならない様、気をつける必要がありそうです。
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