グループラインでストレスを抱えないために
もともとは子どものために入ったグループライン。思っていた以上にトラブルが多く、息苦しさを感じてしまうことも…。では、トラブルを事前に防ぐには、どのようにすれば良いのでしょうか?ママ友とラインで上手な付き合いをするための方法を、お伝えしていきます。
ママ友を気遣う一言を添えること
グループラインで質問したことに対して返信がないことや、既読にならない理由が「面倒だから」だとは限りません。自分がラインを操作できる時間帯でも、フルタイムで働いている人、家の事情で忙しい時間帯の人もいるからです。返事を急がないものなら、「時間があるときに返信してね」と文末に一言付け加えるだけで好印象を与えることができ、気遣いのできる人だなと思ってもらえます。もし、返事を急ぐような重要なことであれば、ラインではなく電話で直接連絡する方が良いですね。
どうでも良い内容は既読をつけない
子どもが寝た後、ママ友同士で他愛もないおしゃべりをすることもあるでしょう。しかし、どうでも良い内容のラインであれば、ラインが送られてきてもすぐに既読にせず、未読のままにしておくのがベターです。次の日、ラインを送る際に「ごめんね、昨日は寝ちゃってた」「スマホ放置してて気づかなかったの、ごめんね」など謝罪の言葉を入れると悪い印象にはなりません。また、子どもの送り迎えなどで直接会うのであれば、その際にも一言謝罪しておくと良いでしょう。
ラインに対してマイペースになる
本来ラインは気軽なツールなのですから、自分のペースで見て返信すれば良いのです。会話には参加しつつ自分の負担は減らしたいのなら、友達の返信の流れに乗ってスタンプで返してもOK。先ほどスタンプの連投はしない方が良いとお伝えしましたが、返信が必要な内容に対してスタンプ一つでの返事なら問題視されることはありません。メッセージが送られてきたからと言って焦らず、「返信しなきゃ」という煩わしさから自分を解放してあげることが大切です。
おわりに
グループラインは決して悪いことばかりではなく、上手に使えばとても便利なツールです。しかし、相手の表情が見えないうえに活字だけのやり取りのためトラブルに発展することが多いのも事実です。ママ友のグループラインで悩んでいる人は、今回ご紹介した対処法を実践しつつ、自分にとってベストなラインでの距離感を見つけてくださいね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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