お盆に年末年始…年に何度か「帰省」の時期が訪れます。主婦にとってイベントごとや連休は楽しいばかりじゃありません。自分の実家はともかく、「旦那の実家には行きたくない」という妻たち・ママたちの不満が続々!義実家への帰省について、世の奥さま方はどのように思っているのでしょうか?妻の本音と帰省期間を乗り切るコツをご紹介します!
旦那の実家に行かなくちゃダメ?
お盆休みに夏休み。たまには家事や仕事から離れてゆっくり過ごしたい…。こんな主婦の気持ちとは裏腹に、連休といえば“帰省問題”がつきものです。
かくいう筆者も、双方の実家から「いつ帰ってくるの?」という連絡を度々もらいます。子持ちのママともなれば「じいじ・ばあばに孫の顔を見せなくちゃ」という気持ちも、少なからずあるもの。とはいえ、自分の実家なら帰省もお気楽なものですが、旦那の実家となると話は別ですよね。
帰省の頻度は?わが家は帰りすぎ?
連休の時期になると、世の奥さま方からは「義実家に帰省したくない」「本当に行かなくちゃダメ?」という声が続々。旦那の実家への帰省は、とにもかくにも気が重い!にもかかわらず、「毎年この時期に帰っている」「祖父母が孫に会いたがっている」などの理由で、帰省=逃れられないミッションとなっているケースが多いようです。
さて、ここで帰省の頻度について見てみましょう。明治安田生命が帰省の頻度を調査したところ、年「2回」という回答がトップで26・2%でした。2位以下は「1回」「0回」「3回」と続きます。そして第5位にランクインするのが「10回以上(12・6%)」という回答。
つまり、一般的な帰省の頻度は年2回。ほぼ毎月帰省しているご家庭も一定数あるようです。残念ながら夫側・妻側の内訳は記されていませんでしたが、この数字、多いと思いますか?少ないと思いますか?
旦那の実家に行きたくない妻が多数!
旦那の実家に行きたくない…そう感じている主婦はどれくらいいるのでしょうか?ソニー損保の調査によると、配偶者の実家への帰省について「楽しみ」と答えた人が57・6%、「憂うつ」という回答は42・4%でした。「憂うつ」と答えた人の内訳は、男性が24・5%、女性が56・9%とのこと。
つまり、半数以上の主婦は義実家に帰省するのは気が重い、というのが本音です。その数、実に男性の2倍以上。男女の差が目立ちますね。
合わせて読みたい
旦那の実家に帰省したくない理由
なぜ義実家への帰省が憂うつなのか?なぜ男女差があるのか?それは妻にとって負担が大きすぎるからというのが最大の理由です。家庭環境や義両親の人柄にもよりますが、金銭面、物理面、精神面などなど。旦那の実家での困りごとは、挙げればきりがありません。
義実家に行きたくない理由<お金・物理面>
帰省といえば、お金も労力もかかる!まずは金銭面から。ソニー損保の調査によると、車で帰省する家庭の費用平均は1万8400とのこと。お土産代や飲食代、親戚の子どもにあげるお盆玉など。出費がかさみます。飛行機や新幹線を利用する場合、交通費だけで10万越えという人もいます。「そんなお金があったら別のことに使いたい!」というのが本音ですよね。
もちろん物理的な負担もあります。荷造りや買い出し、時間の段取りなど帰省準備は妻が担当、というご家庭も多いもの。特に子持ちママの場合、育児の傍ら準備をするのは大変です。旦那に「ちょっとは手伝ってよ!」と言いたくもなります。
義実家に行きたくない理由<精神面>
いよいよ本題、「義理の両親や親戚に気を遣う」問題です!しゅうとめ・しゅうとと顔を合わせれば緊張するし、遠慮もする。帰省中はリラックスなどできず、始終気を遣いっぱなし…というのが実情ではないでしょうか。例えばこんなエピソードがあります
- しゅうとめに台所仕事を任され、帰省中は立ちっぱなし
- 自分は義父母の相手で忙しいのに、夫はゴロゴロしている
- 手伝いを断られ、ずっと手持ち無沙汰。会話も途切れ、気まずい
- 「孫は?」「二人目は?」など義父母が家族計画に口出ししてくる
中には「悪口を言われる」、「嫁いびりにあっている」という深刻なケースも。旦那の実家に行きたくない!と思うのも、うなずけますね。
合わせて読みたい
30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。