自治体へ医療助成を申請する方法と必要書類
健康保険の保険者による審査の結果、治療用眼鏡の費用が療養費として認められると、購入費のうちの7割(または8割)が支給(還付)されます。そして自己負担分の3割(または2割)についても、子どもが市町村の乳幼児医療費助成制度の対象年齢であれば、申請により補助金の支給が認められる可能性があります。
自治体の医療費助成を受ける際に必要なもの
自治体の医療費助成を受ける場合に必要なものは、おおよそ次のとおりです。
- 申請書(自治体の窓口で入手可能)
- 保険者からの支払決定通知書
- 眼鏡等作成指示書
- 領収書
上記のほかに、申請時に印鑑、子どもの健康保険証と医療証、マイナンバーを確認できるもの(マイナンバーカードなど)、保護者の振込先銀行口座がわかるもの、などが必要になります。乳幼児の医療費が公費の助成によって無料になる対象年齢や、必要な手続きは各自治体によって異なります。保険者からの支払決定通知書が届いたら、自治体の担当課(医療助成課など)に必要な手続きを確認しておくと安心です。
支払決定通知書が届いたら自治体の手続きを
自治体の乳幼児医療費助成やひとり親家庭医療費助成を受ける場合、申請手続きには加入している健康保険者からの「支払決定通知書」が必要です。保険者から通知書が届いたら、市区町村の医療助成担当課へ必要書類を提出し、療養費の請求手続きを行いましょう。申請が可能なのは、医師の診療を受け眼鏡の処方を受けた日の翌日から2年以内です。申請後は、申請書と添付資料をもとに審査が行われます。支給が決定したら、申請した銀行口座に療養費が還付されます。
おわりに
子どもの治療用眼鏡について、保険適用となる条件や補助金(療養費)の申請方法をご紹介しました。申請してから支給の可否が決定されるまでは時間がかかることがありますので、早めに手続きをするようにしましょう。
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メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
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