さまざまな考え方が尊重されはじめている現代だからこそ、「正社員=週5勤務」という当たり前の働き方も少しずつ変化してきています。
今回の記事では、子育てママでも正社員として働くことができる、週4勤務の正社員の探し方ついて詳しくご紹介します。
自分のキャリアと家庭を両立させるための、新たな選択を考えてみてはいかがでしょうか?
週4で正社員になることはできる?
週4勤務の正社員を理想的だと感じ、実際に求人を探したことがある人もいるのではないでしょうか?しかし、まだ求人数が少ないのが現状です。
それを踏まえて、実際に週4勤務で働くことの詳細について確認してみましょう。
実際に週4勤務の正社員になることは可能?
社員のライフワークバランスを重視させるために、週4勤務での正社員を募集している企業はあります。
まだ求人数は少ないですが、多様化が進んでいる今だからこそ、今後も少しずつ増えていくと思われます。
週4勤務正社員の7個のメリット
週4勤務になると、休みも週に2日から3日に変わることになります。勤務形態の変化によってどのようなメリットが得られるのかを、以下にご紹介します。
- 心と体に余裕ができる
- 休日が増えることでしっかりと休養ができ、体調管理を徹底できる
- 持病などで体力に自信がなくても、正社員を目指せる
- 子育てなど、家庭と仕事のバランスが取れるようになる
- 週5勤務に比べると忙しさが減るため、休日を家族と楽しむができる
- 疲労を回復するための時間があるため、効率よく仕事をこなせるようになる
- 副業をはじめられるようになり、結果収入が上がるケースもある
以上のように、週4勤務は心と体、時間に余裕ができ、子どもたちと大切な時間を過ごすことが可能になります。
また、無理をせずに仕事と家庭を両立しながら、自分を労わる時間も取れるため、穏やかに過ごせるでしょう。
週4勤務正社員の6個のデメリット
週4勤務は休日が増えることで、仕事と家庭のバランスを取れる反面、それなりのデメリットが生じる場合もあります。
事前に、以下のようなデメリットを把握しておくと勤務形態を選択する際の判断材料になるため、ぜひ参考にしてください。
- 1日の労働時間が増える可能性がある
- 給与が週5勤務の正社員に比べ少ない
- 会社から評価されにくいため、昇進などが難しい(評価基準に出勤日数などがあるため)
- 社員とのコミュニケーションが不足するケースがある
- 有給・長期休暇の日数が減ってしまう
- 責任のある仕事を担当しにくくなる可能性が否めない
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週4勤務正社員の求人の探し方
上記でお話した通り、多くの企業では週4勤務での正社員体制が整っていないため、求人を探しにくい傾向にあります。
そのような状況下でも、自分に合った企業を見つけるための方法をご紹介します。
スキマ時間でも可能な転職サイトで探す
転職サイトは、ちょっとしたスキマ時間を活用しながら仕事を探すことができるので、おすすめです。また、条件検索で「短時間勤務」「フレックス制の会社」にもチェックを入れておくといいでしょう。
また、地方よりも東京都内や大阪市内など、人が多く行き交う街の方が週4勤務を募集している企業が多いとされています。そのため、地域指定を工夫すると幅が広がる可能性があります。
ハローワークで自分の条件を含め相談する
ハローワークは転職の悩みを相談することができ、知識やアドバイスをもらうことができる施設です。個別の相談窓口があるため、相談しながら条件に近い求人を選べるため、ミスマッチを防ぐことが可能です。
ただし、原則として土日は開いてないため、仕事をしながら探すのは困難なケースがあります。
転職の専門家の転職エージェントに相談する
転職エージェントは、転職に関するさまざまな知識を持ち合わせています。そのため、自分の理想の条件に近い求人を紹介してもらえるだけではなく、会社の雰囲気など一般的にはわからない情報を多く手にすることが可能です。給与面などについても代わりに交渉してもらえるため、安心感も持てるでしょう。
ただし、転職エージェントとのカウンセリング時間を設ける必要があるため、忙しい人は時間を確保するのが難しいかもしれません。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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