スマホによる二重アゴの解消法について
スマホを見すぎることで、二重アゴになることは意外と多いものです。もし「二重アゴになっているかも」と感じたら、早めに二重アゴについて緩和する工夫をはじめましょう。二重アゴを解消する方法はいくつかありますので、いろいろと試してみてください。
前かがみの姿勢を避けることが大切
スマホを見るときは、前かがみになることを避けるように心がけましょう。姿勢を正すことで骨盤が立ちますので、自然と背筋が伸びるようになります。また片方の手でげんこつを作ってスマホをもつ手の、ワキの下に入れることで、手が上で固定されるため、正しい姿勢を維持することが容易になりますよ。
ストレートネック改善ストレッチを行う
ストレートネックになっている場合は、頭を正しい位置に戻すことが期待されるストレッチがよいでしょう。まず、両手を背中のうしろで組み、胸を大きく開きます。次に二重アゴを作るぐらい、アゴを強く引いてください。その後顔を7秒かけて上にあげ、3秒そのままの姿勢を維持した後、ゆっくり元に戻します。これを1セットとし、1日3回繰り返しましょう。約2週間続けると、ストレートネックの症状が改善されたという報告もあります。
舌を動かすエクササイズを日課にする
舌を意識的に動かすようにすると、アゴの筋肉のゆるみが改善されるといわれています。また前かがみになってスマホをしていると、舌の位置が落ち、口が閉まりにくくなるのです。それを防ぐために、舌の筋肉を動かすエクササイズをしてみましょう。特に、日常会話であまり使わない、レとロを発音で舌を鍛えることが効果的です。
まずレの発音をしながら、舌を前に思いっきり突き出してください。その後、ロの発音をしながら舌を巻き、舌先が口の中の上部に触れるようにします。これを10回繰り返すとOKです。
おわりに
スマホの見すぎは、二重アゴという思いもよらない状況を引き起こすことがあります。最近、太ってもいないのに、鏡や写真で自分の顔を見ると二重アゴになっていたという出来事があれば、それはスマホによるものかもしれません。二重アゴに気づいたら、できるだけ早く改善するためのストレッチなどを行い、ひどくなるのを防ぎましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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