妻の不機嫌が怖い…どうして不機嫌になるの？原因と対策

理由もなく突然不機嫌になる妻に、頭を悩ませた経験がある男性は多いはず。理由もなく不機嫌になるという現象は、男性にはあまり見られませんよね。女性の不機嫌の原因は、一体何にあるのでしょうか。有効な対策方法はあるのでしょうか。突然の不機嫌にもうまく対応し、夫婦関係も良好に保てるよう、いくつかヒントをお伝えします。妻の不機嫌にお悩みのご主人はぜひ目を通してみてください。

妻の不機嫌はこのせい？考えられる理由三つ

男性と女性は、同じ人間とはいっても、身体の仕組みや考え方など、多くの部分で異なります。「妻が突然不機嫌になる意味がわからない！」と、男性たちが悩むのも無理はありません。不機嫌の理由として考えられる、女性ならではの3点のポイントをおさえておきましょう。

PMS（月経前症候群）でどうにもならない

女性ならほとんどの方が知っているであろうPMS（月経前症候群）。生理がない男性でも、中には「女性は生理前後には不機嫌になりやすい」と、なんとなく知っている方もいるかもしれません。
PMSとは、生理前の3～10日ほど続く精神的・身体的症状を指します。具体的には以下のような症状が挙げられます。

これらの症状はほんの一部で、実際には200～300種類に及ぶとされています。PMSは全女性の50～80％に起こるという報告があります。かなりの高確率ですよね。
PMSによって情緒不安定になるのは、もう仕方がないことと受け止めるしかありません。女性自身もどうにもコントロールできないのです。不機嫌であることを表に出すのも、ご主人が親しい存在であるからこそ、です。理不尽に感じるかもしれませんが、どうか男性はおおらかな気持ちで受け入れてあげてください。

妻からのサインに気付いていない

男性は女性ほど察する能力にたけていない方が多く、「言われて初めて気付いた、もっと早く言ってくれれば」ということもよくあります。もしかしたら、奥さんからのサイン（手伝ってほしい、もっと愛情表現してほしい、など）を見逃していて、鈍感なご主人にいらだっているのかもしれません。
または、わかりやすく「○○してほしい」と何度も言われているのに、何かと理由をつけて無視してしまっていることはありませんか？そういったことも、奥さんの不機嫌の原因になり得ます。

夫とは関係のないところで嫌なことがあった

ご主人との生活に何ら不満はなくても、不機嫌になってしまうことはあります。親や友人など、すぐに愚痴をこぼせる人がいればそこで吐き出せますが、近くにそういった存在がいない（またはすぐに連絡が取れない）場合、ご主人の前で怒りを吐き出すしかなくなってしまうのです。
男性からしたら「自分は何もしていないのに･･･」という気持ちかもしれませんが、ここでもやはり、大きな器で受け止めてあげるようにしましょう。その前にまず、自分が何か奥さんにしてしまっていないかを胸に手を当てて考えてみてくださいね。

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愚痴にはただ共感・なぐさめが欲しい

奥さんに「話を聞いてほしい」と言われて、話を聞きながら自分なりのアドバイスをして「何もわかってない！」と怒られたことはありませんか？
男性なら、建設的なアドバイスを求めて誰かに相談することが多いかもしれません。しかし女性は、「ただ話を聞いて、共感してほしい（なぐさめてほしい）」だけなのです。それをわかっていないと、自分なりに一生懸命アドバイスを考えて伝えたとしても、「わかってないくせに！」と一蹴されることに。
奥さんの話にはしっかり耳を傾けましょう。それだけで、奥さんの気持ちはほぼ満たされるはず。求められない限りは、アドバイスなどは必要ないと考えていいでしょう。

ちょっとした怒りや悲しみをためていく

男性と女性は、脳の働き方の傾向にも違いがあります。男性が複数の引き出しにフォルダ分けして怒りや悲しみをためていくのに対し、女性は一つの大きな引き出しに、怒りや悲しみなどすべてのマイナス感情をためていくのです。
引き出しにまだ余裕があれば、多少の怒りや悲しみはやり過ごせます。でも、ギリギリまでたまってきていると、そのあとのちょっとしたことが原因で大爆発を起こしてしまいます。
男性からしたら、「もっと早く言ってくれればいいのに」と思うかもしれません。でも、そもそも脳の働き方の傾向が違うのですから、仕方がないのです。このことを理解した上で、次にお伝えすることに注意してみてください。

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