プライベートブランドのメリット・デメリット
とっても優秀なプライベートブランドですが、良い点もあまり良くない点もあります。ここからはさまざまな視点からプライベートブランドについて見ていきましょう。
メリット
【生産者】
- 商品のデザインや種類などの仕様を簡単に自由に変更できるので、消費者のニーズに応えやすい
- 自社製品のため宣伝コストがかからない
- 価格を自由に設定できる
- オリジナル製品を出すことで企業イメージをアップさせ、かつ知名度を高めることができる
【消費者】
- ほぼ同品質の製品を安価で購入することができる
デメリット
【生産者】
- 全く同品質ではないため、多少の成分の違いがある。そのためナショナル・ブランドよりも割高になってしまう可能性もある
- プライベートブランドに依存しすぎると、ナショナル・ブランドを展開しにくくなる
- メーカーにとっては利益率が低い
- 小売店などでは自社製品のため返品ができない
【消費者】
- 製品製造者が消費者にわかりにくい場合がある
- 有名なプライベートブランドではない商品は、購入するのにためらう場合がある
このような結果を見てみると、生産者側に大きなメリット・デメリットがあることがわかりますね。消費者側は製品を安く購入できるということでどちらかというとメリットのほうが大きいと考えられます。製造者に関しては、パッケージで全て確認することは難しいかもしれませんが、公式のホームページ(HP)やコールセンターに連絡をすると教えてもらえる可能性もあります。その点を除けば消費者に残るデメリットは「名のあるブランドか否か」という問題のみになります。
最近ではプライベートブランドもナチュラルブランドと同じくらいの品質と知名度を確立しています。それでも抵抗がある方は全てプライベートブランドにする必要はありませんが、比較的味の違いが出にくいお菓子などから挑戦してみると良いかもしれません。
おわりに
今やプライベートブランドはナショナル・ブランド並みに人気を誇る商品をたくさん製造しています。おかずなどの食品はナショナル・ブランドで、お菓子やスポンジなどの生活雑貨はプライベートブランドにするなど、ご自身の目的に応じた使い分けがポイントとなります。プライベートブランドを上手に駆使して、節約上手になりましょう!
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漢方薬にハマっている21歳。昨年友人が出産したことをきっかけに、育児のお役立ち情報をリサーチしています。
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