傷病手当金の申請についての豆知識
同じ仕事が続行不可能で、待機完成もしていて給与の支払いもない、という傷病手当金の受給資格をクリアしたら、いよいよ申請です。この申請には、病院で医師に書いてもらうスペースと、会社で書いてもらうスペース2カ所の依頼スペースが存在します。
まずは申請用紙を用意しましょう
傷病手当金の申請は、まず申請用紙を用意することからスタート。傷病手当金の申請用紙は、全国健康保険協会でもらうことができます。ホームページでダウンロード印刷するか、実際に全国健康保険協会に出向いて用紙をもらいましょう。申請用紙は、自分で記入するスペースのほか、会社で記入してもらうスペースと、病院の医師に記入してもらうスペースの2カ所がありますので、間違いのないよう注意しましょう。
全国健康保険協会:www.kyoukaikenpo.or.jp
傷病手当金は最長1年6カ月受給可能
傷病手当金は最長で、支給開始から1年6カ月の受給が可能になっています。ただし、病気が治って一度仕事に復帰した後に、再び同じ病気により傷病手当の支給を受ける場合は、最初に支給された日から通して1年6カ月になり、復帰していた期間も、1年6カ月の期間に含まれてしまうことが注意ポイントです。「同じ病気は最初から起算して1年6カ月」と覚えておくと良いでしょう。
傷病手当金の気になる支給額は?
傷病手当金は、【支給開始日の以前12カ月間の標準報酬月額の平均】÷30日×(2/3)が1日の支給額となります。これを1カ月の額に換算して、支給額を決定します。決定された金額は、指定した口座に振り込まれてくることになりますが、これには毎月、きちんとした申請が必要になります。毎月申請書類を書き、会社と医師に記入を依頼し、全国健康保険協会への提出をすることで初めて傷病手当金申請が受理されるのです。
おわりに
傷病手当金の制度は、万が一の事態に備えて生活を保障してくれるありがたい「保険」の制度ですが、申請書類の作成には意外と骨が折れます。決してひとごととは思わずに、これを機会に、傷病手当金と申請方法について記憶にとどめておいてくださいね。
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22歳17歳10歳三人の子持ちママ。恋愛小説や趣味で育児4コマ漫画を描いてます。
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