断乳したい!卒乳したい!赤ちゃんにとってはどちらがいいの?

卒乳のメリット、デメリット

笑っている赤ちゃん
卒乳のメリット、デメリットを、赤ちゃん側、ママ側それぞれから見てみましょう。赤ちゃんにとっては理想的、ママにとっては大変そうな卒乳ですが、赤ちゃんとママがともに幸せにおっぱいを卒業できるヒントが見つかるかもしれません。

赤ちゃん側、ママ側から見た、卒乳のメリットは?

赤ちゃんの意志にまかせる卒乳には次のようなメリットがあります。

【赤ちゃん側】

  • ストレスなく自分のペースで進められる。
  • 病気にかかりにくく健康に過ごせる。
  • 病気で食事がとれないときも、母乳なら水分と栄養の両方を摂取できる。

【ママ側】

  • 赤ちゃんがしっかり飲んでくれるから乳腺炎の心配が少ない。
  • 授乳を赤ちゃんとの究極のふれあいタイムとして楽しめる。
  • 長期の授乳は乳がんリスクを低減するという説がある。
  • 災害などで十分な食事が用意できないときも母乳ならいつでもあげられる。

赤ちゃん側、ママ側から見た、卒乳のデメリットは?

赤ちゃんの意志にまかせる卒乳には次のようなデメリットがあります。

【赤ちゃん側】

  • いつまでも母乳を飲みたがり、離乳食になかなか移行できなくなる。

【ママ側】

  • 赤ちゃんの体重増加により、体力的にきつくなる。
  • 授乳のしやすい服装を続けることに不便を感じる。
  • 断乳をせかすまわりからのプレッシャーを感じるようになる。
  • 良い母乳のために食生活に気を付けなければいけない生活が続く。
  • 体調が悪くても薬によっては飲むことができない。

おっぱいのケアも忘れずに

赤ちゃんの断乳・卒乳とともに、忘れてはいけないのがママのおっぱいのケア。古い母乳が残っていると乳腺炎になったり、次の子を妊娠・出産して母乳で育てるときにうまく母乳が出なかったりすることがあります。おっぱいに張りを感じたら乳輪に向かって乳房全体を搾り出すような感じで、古い母乳を出しましょう。このとき、全部絞り出すと、絞った分新しい母乳が作られてしまうので注意です。そして搾ったあとは冷たいタオルで乳房を冷やします。これを繰り返しているうちに、だんだん母乳の量が減っていきます。自分でうまく搾乳できない場合は、母乳外来のある産婦人科や母乳相談室に相談しましょう。母乳マッサージや搾乳をしてくれます。

おわりに

断乳・卒乳は育児の大きな節目。当然のことながらこれという正解はありません。ママと赤ちゃんの状況に合わせて行いましょう。「ちゃんとおっぱいから卒業してくれるかな?」と不安になることもあるかもしれませんが、必ず子どもはおっぱいとさよならします。断乳・卒乳いずれの方法を選ぶにせよ、赤ちゃんとスキンシップを図り、しっかり言い聞かせたうえで進めましょう。そして卒乳・断乳後のおっぱいケアも忘れずに行いましょう。

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