三世代同居のデメリットとは
デメリットにはどのようなものがあるのか見てみましょう。
プライバシーの問題
一緒に暮らすとなると、特に義理の異性親との関係が問題になることがあります。二世帯住宅でない限り、何の境もない場所に他人の異性がいることになりますから、そのことに違和感を覚える人が多いようです。
ジェネレーションギャップ
親世代が団塊の世代の場合、特にギャップを感じることが多いでしょう。現役で働いているパパママに、良かれと思ってアドバイスしてくれていても、時代は違うのよ…と言いたくなってしまうことも。一緒に住むことで会話も増えますから、そんなギャップも積み重なるとつらいものになってきます。
生活リズムの違い
同居に至るまでにそれぞれの生活リズムができていると、一緒に暮らし始めた時に、相手の生活リズムが気になってしまうことがあります。
子育て世代では、ママはできるだけ寝かせてあげてパパが朝自分で朝食をしたくして出掛ける…なんて、ありがたいくらいですが、これからお仕事のパパにそんなことさせるなんて!という親世代がいるのも事実です。また、親世代の就寝時間が極端に早かったりすれば、自分たちが気を使って生活しなくてはいけないかもしれません。
おわりに
三世代同居の補助金、三世代同居のメリットとデメリットをお伝えしました。これから三世代同居を始める場合、お互いの生活をそのまま続けることはできないと考えたほうがいいでしょう。いまの生活を変えたい、と思っている場合には、同居を始めるのはとてもいいチャンスととらえることもできます。
各自治体が独自に補助を出している地域もあります(厚木市:親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金)ので、お住まいの自治体で補助があるか確認してみましょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
40代前半。15年間の義両親同居のモラハラ生活を経て離婚、現在は15歳の長男と10歳の次男と3人で暮らしています。子どもたちにはそれぞれ特徴のちがう発達障害があります。離婚後、保育士資格を取得し、いかに自立していくかを模索中です。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。