育児ノイローゼの防止と対処方法
育児ノイローゼにならないためには、育児で感じるストレスをためないことが大切。さまざまなストレス解消法をご紹介します。また、「自分は重症化しているのでは?」と不安になった時の対処方法についても、言及します。
疲れやストレスを発散して重症化を防ぐ
家にずっといると、気分がどうしても沈みがち。しかも、家の中で子どもと二人きりの時間が続くと、イライラした気持ちを子どもにぶつけてしまう危険性もあります。一日に一回は意識的に子どもと一緒に近所を散歩したり、買い物に出掛けたりするだけで、気分転換になります。また、時には思い切って子どもを夫や両親に預け、数時間だけでもひとりで外出してみるのもおすすめ。身近に預かってくれる人がいない場合は、ベビーシッターや託児所の一時預かりなどを利用してもよいでしょう。
「重症かも?」と思ったら専門家に相談を
疲れやストレスをうまく発散できず、重症化しているかもと不安になったら、心療内科や精神科を訪れましょう。いきなり受診するのがためらわれるなら、市役所などの保健センターで育児相談を受けたり、地域担当の保健師さんに相談をするようにしてみてください。保健師が専門医の診察が必要かどうか判断し、クリニックの紹介をしてくれることもあります。
専門医を受診すると、症状を和らげるための薬が処方され、しばらく通院することになるでしょう。場合によっては入院することをすすめられることもあり、家庭や子どもから離れてひとりの時間を持つことで症状が改善されることも少なくありません。
おわりに
程度の差はあれ、育児に疲れたり、ストレスを感じたりする人は少なくありません。つまり、誰にでも育児ノイローゼになる可能性はあるのです。ときどき、育児ノイローゼの兆候となるような症状がないか、セルフチェックすることをおすすめします。意識的にストレスをためないよう心がけることが大切ですが、もしも心身ともに苦しくなったら、我慢せずに保健師や心療内科などに相談しましょう。
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企業取材や社史制作をメインに、子供の出産を機に教育や会計などの記事も手がけています。家族は小学生高学年の娘、夫。関心事は教育やライフプランのことなど。「これからの時代を生きるために必要な力って何?」をテーマに、日々考えています。
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