おなかの赤ちゃんが成長するにつれ、ママのおなかには妊娠線が出てくるようになります。妊娠線は一度できてしまうと完全に消すことが難しいため、できる前に予防をすることが大切です。
そこでおすすめなのが、「 妊娠線予防クリーム 」。でも「市販の保湿クリームではダメなの?」「種類が多くてどれを選べばいいのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。
ここでは妊娠線予防クリームが市販の保湿クリームより優れている理由や選ぶときのポイント、さらに八つの商品を紹介し、比較します。ぜひ、参考にしてください。
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妊娠線ができる原因は?
急激な体形の変化で皮膚が伸びる
妊娠中は皮下脂肪がつきやすいために体重が増加し、おなかまわりやお尻、太ももなどは妊娠前に比べて太くなります。
はじめは1cmほどの大きさしかない赤ちゃんも出産時には50cm程度にまで成長するので、妊娠中のおなかはそれに伴ってどんどん膨らんでいきます。
急激に太くなったりおなかが大きくなったりすると、皮膚はその変化についていくことができず、亀裂が生じ妊娠線ができてしまうと考えられています。
もともと痩せている方や皮膚の薄い方は、特に妊娠線ができやすいようです。
ホルモンバランスの変化で皮膚の弾力性が減退する
皮膚は日々新陳代謝を行っており、常に新しい細胞が生まれ、古くなった細胞はあかとなって落ちていきます。
しかし、妊娠中はコルチコステロイドというステロイドホルモンが盛んに分泌されている影響で、肌の新陳代謝は抑制されてしまっています。
新しい皮膚が形成されづらく弾力性も減退してしまうので、皮膚が硬く伸びにくくなります。だからといって、体形の変化と皮膚の伸びは止めることができないため、耐えられなくなり亀裂が生じて妊娠線ができると考えられています。
特に乾燥肌の方は皮膚の弾力性が乏しく妊娠線ができやすいため、きちんと保湿をして予防することが大切です。
妊娠線予防クリーム が優れている三つの理由
妊娠線予防クリームは肌を保湿し、弾力性を増進させて妊娠線ができにくい肌質になるように作用します。しかし肌の保湿のために妊娠線予防クリームを使うのであれば、「市販の保湿クリームでもいいのでは?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
妊娠線予防クリームが優れている理由についてみていきましょう。
1.予防効果が高い
市販の保湿クリームと比べると、妊娠線予防クリームの方が、妊娠線予防の効果が高い成分が多く配合されています。
保湿クリームの成分との大きな違いは、浸透性と高い保湿力です。皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層に分かれていますが、保湿クリームは表皮が乾燥しないように潤いを与えることが目的なので、その成分が真皮や皮下組織に届くことはありません。
しかし、妊娠線の原因は表皮の奥深くにある真皮や皮下組織の亀裂です。そのため、保湿クリームよりも浸透性が高く保湿力に優れている成分が配合された妊娠線予防クリームが最適なのです。
2.赤ちゃんへの影響がない
妊娠線予防クリームを塗るだけでは、その成分が羊水に守られている赤ちゃんにまで届くことはないと言われています。
また、無添加のものが多く余計な成分も含まれていないため、妊婦さんでも安心して使用できます。中にはオーガニック原料のみを配合しているものや、産後赤ちゃんに使用できるものもあるので、肌に優しいクリームを使いたい方はこういった商品を選びましょう。
3.妊娠中のデリケートな肌に優しい
市販の保湿クリームでは、刺激の強い成分が配合されているものもあり、妊娠中のデリケートな肌には合わないということもあります。
妊娠線保湿クリームは妊婦さんのことを考えてつくられており、低刺激のものが多いため、安心して使用できます。
妊娠線予防クリーム を使い始める時期と使い方
妊娠13週くらいから
妊娠線はできる前からの予防が大切です。「いつから」という決まりはありませんが、妊娠13週くらいから予防することいいでしょう。
この時期はおなかが少しずつ膨らみ始め、つわりが治まっている方も多く食欲が増し、体重増加が気になる時期でもあります。
これから起こる、急激な体形の変化に皮膚がついていけるようにするため、早い時期からの予防が大切です。
1日に何回でも塗ってOK
妊娠線予防クリームに「1日に〇回塗る」という決まりはありません。妊娠線を予防するには、徹底した保湿が大切です。回数は気にせず、乾燥が気になったときに何度でも塗り、常に肌を保湿するようにしましょう。
また「たくさん塗るともったいない」と思い、1回に少量しか使わないのもよくありません。少量だと塗りムラができてしまうことがあり、きちんと保湿されず妊娠線ができやすくなってしまいます。塗りムラができないように、たっぷりの量で塗るようにしましょう。
オイルとの併用もおすすめ
妊娠線予防のアイテムはクリームだけでなく、オイルもあります。
この二つは成分や浸透性などにあまり違いはありませんが、オイルは塗ったときに油膜となり、高い保湿効果が期待できるのでクリームとの併用もおすすめです。
化粧水を塗った後に乳液を使用するのは、化粧水で肌を潤い、さらに乳液で潤いを閉じ込めるためです。妊娠線予防クリームとオイルもこれと同じで、クリームで肌に潤いを与えオイルで潤いを閉じ込めることで、さらに妊娠線の予防効果が期待できます。
妊娠線予防クリーム を選ぶときの五つのポイント
1.妊娠線予防が期待できる成分が配合されているか
妊娠線予防効果の期待できる成分が配合されていないものは、市販の保湿クリームとあまり違いがありません。
コラーゲン・グリセリン・アミノ酸・ヒアルロン酸Na・葉酸といった、妊娠線予防の効果が期待できる成分が配合されているものを選ぶようにしましょう。
また中には美容成分が配合されているものもあります。妊娠線だけでなく美容も気にしている方は、美容成分が配合されている妊娠線予防クリームを選ぶといいかもしれません。
予防効果が期待できる成分の一覧
コラーゲン | 約70%真皮層に含まれており、肌のハリや弾力性の増進に期待できる成分 |
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グリセリン | 吸収性に優れており、外部の水分を吸収し肌の乾燥を防ぐ効果が期待できる成分 |
アミノ酸 |
肌の主成分であるコラーゲンを形成する。 角質層の水分を保持し、肌の乾燥を防ぐ効果が期待できる成分 |
ヒアルロン酸Na | 真皮や皮下組織に含まれており、水分を保持し肌の乾燥を防ぐ効果が期待できる成分 |
葉酸 | 真皮層の弾力性を保ち、真皮の亀裂を防ぐ効果が期待できる成分 |
2.無添加で赤ちゃんに影響がないか
妊娠線予防クリームが、赤ちゃんに影響を与えることはありませんが、妊娠中はちょっとしたことでも「影響があるのではないか」と心配になってしまいますよね。
赤ちゃんに影響がない妊娠線予防クリームを選ぶのであれば、無添加のものを使用するのが安心です。
3.つわりのときでも使用できる香りか
ほとんどの方が妊娠12週の頃にはつわりが治まります。しかし、中には妊娠後期に再発する人や、出産するまで治まらないという人もいます。
普段はいい匂いだと思う香りも、つわり中は気分が悪くなって吐き気に襲われることもあり、つらい思いをした方も多いのではないでしょうか。妊娠線予防クリームの香りで、気持ち悪くなったり吐いたりしないよう、つわりのときでも使える香りか、無香のものを選びましょう。
つわりが治まり妊娠線予防クリームを使おうと思っている方でも、再発するかもしれないことを考えて選ぶといいかもしれません。
4.試供品や返金保証があるか
肌に合わなかったり香りが苦手だったりして、使用できないなんてことになるとせっかく買ったのにもったいないですよね。無駄な出費をおさえるためにも、試供品や返金保証がある妊娠線予防クリームを選ぶといいでしょう。
試供品や返金保証があると、はじめはお試し感覚で使用でき、自分に合ったものをとことん探すことができます。
5.継続して購入できる価格か
妊娠線予防クリームは出産する日まで使い続けると効果が増すので、継続して使い続ける必要があります。中には、出産後に引き締め効果が期待できるものもあるため、産後も使い続けるという方もいるでしょう。
妊娠・出産はベビー用品、妊婦検診費用、出産費用など、何かとお金がかかるものです。そのため少しでも安く購入できるとありがたいですよね。定期コースは単品購入に比べて価格が安く、さまざまな特典がついています。
おすすめの 妊娠線予防クリーム 8選
「価格重視」「成分重視」など、どの妊娠線予防クリームを選ぶかは、人によって違いますよね。同じ妊娠線予防クリームでも、価格や配合されている成分が違うなど、それぞれに特徴があります。
ここではネットで人気の妊娠線予防クリームを8商品紹介します。購入するか検討している方は、参考にしてみてください。
ベルタマザークリーム
ベルタマザークリームは成分にこだわっており、5種類のオーガニック原料、3種類のアミノ酸、2種類のビタミン、4種類の美容成分が配合されています。さらに、高い保湿力をもち妊娠線予防として今注目されている「シラノール誘導体」を配合しているため、妊娠線の予防効果が期待できます。
こんなにもたくさんの成分が配合されているのにも関わらず、無添加・無着色・無香料でつくられているので安心です。
妊娠線予防クリーム業界で売り上げ・満足度・人気度1位を獲得しているうえに、人気雑誌「たまごクラブ」にも掲載されるほど、たくさんの妊婦さんから支持されています。
内容量 | 120g |
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返金保証 | なし |
試供品 | なし |
MONA MAMMY
MONA MAMMYは妊娠中のママでも安心して使えるよう、自然の成分にこだわりぬいた妊娠線予防クリームです。保湿だけではなく、肌のサイクルまで整えてくれる優れもの!使用後、万が一お肌に合わない場合でも安心の90日間返金保証が付き。定期購入コースでも継続回数の縛りは無く、いつでも休止・解約が可能です。国内の工場で徹底した品質、環境管理で、満足度96%と高い数字を誇っています。今だけ赤ちゃんでも使える「MONA OIL(モナオイル)」をプレゼント! ぜひ「肌見せ」したくなるキレイなママを目指してください!
内容量 | 200g |
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返金保証 | あり |
試供品 | なし |
プレマーム
プレマームは「スキなし女子」をキーワードに開発された、気になる肉割れや妊娠線などにご使用いただけるオールインワンクリーム。美容成分97.8%+たっぷり容量の120gで全身にご使用いただけます。使用満足度96.3%でリピート率は84.1%!日本国内の工場で、厳しい基準と徹底した品質管理で製造されているのでお肌に安心です。
プレマームしかできない独自のスリースポットケア方式で、しっとりツルツルの肌を手に入れることができます。満足できなかったら180日間の返金保証付きなので、まずは一度お試しください。
内容量 | 120g |
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返金保証 | あり |
試供品 | なし |
女性100人の声から生まれたマタニティクリーム「Mitete」(※販売終了しています)
女性100人の声から生まれたマタニティクリームは産後の引き締め効果も期待されているため、妊娠中だけでなく産後も使用できます。低刺激で無添加なのでママだけでなく赤ちゃんの保湿クリームとしても利用できるため、長く使うことができるでしょう。
また匂いに敏感な妊娠中でもリラックスできる匂いである、天然アロマオイルのネロリを配合しています。ネロリの香りで日々の疲れが癒やされるかもしれません。
無料の試供品があるため、気になっている方は購入する前に試してみてください。
内容量 | 120g |
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返金保証 | なし |
試供品 | あり |
アロベビーフォーマム
シリーズ累計50万本を突破するアロベビーシリーズの妊娠線クリーム「アロベビーフォーマム」。ヒアルロン酸の約10倍もの保湿効果を持つといわれている「サクラン」や、24時間保湿が続く「アクアシキル」を配合したW保湿効果でママのおなかを妊娠線から守ってくれます。また7種の天然由来成分を配合することにより、妊娠期特有のかゆみや肌荒れも防いでくれます。99%天然成分でできたクリームは赤ちゃんにも使えるほどのやさしさ。つわりなどを配慮したほのかなネロリの香りは心地よいさわやかさを運んできてくれます。
定期購入だと送料無料で2回目以降も10%オフ。15日間の全額返金保証がついているので、納得して使用することができます。
内容量 | 200g |
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返金保証 | あり |
試供品 | なし |
ノコア アフターボディートリートメントクリーム
ノコア ブースターオイルとアフターボディトリートメントクリームは、妊娠線ができてしまった人のことを考えて開発・製造されました。
浸透力の高い浸透型ビタミンC誘導体が表皮の下の真皮や角質層にまでしっかり届き、コラーゲンの生成促進やメラニンの抑制・分解効果が期待できます。さらに肌の弾力性を保つ効果が期待されているFGFも配合しているため、高い保湿効果が期待できます。
また10日間の返金保証がついているため、初めての方でも安心してご購入いただけます。
内容量 | 150g |
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返金保証 | あり |
試供品 | なし |
素顔のママで
素顔のママではハリを与える水溶性コラーゲン、潤いを保つナノ化セラミド、保湿力に優れた3種類のヒアルロン酸を配合しており、高い保湿効果が期待できます。さらにママとおなかの赤ちゃんのことを考えてつくられたため完全無添加・無着色・無香料で安心です。
また定期コースにお申し込みいただくと、2回目以降毎月30%OFF、送料無料、お届け周期の変更可能、メールやお電話での解約可能といった四大特典がついています。
内容量 | 50g |
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返金保証 | なし |
試供品 | なし |
ママケアクリーム(※販売終了しています)
ママケアクリームをトクトクコースで申し込むと、毎月300名限定で初回購入価格が実質無料で購入することができます。さらに2回目以降は、毎回10%OFFの4,950円という特別価格で購入できます。
また2種類のヒアルロン酸、ウマプラセンタ、セラミド、ビタミン、アミノ酸、2種類のコラーゲンといった美容成分がたっぷり配合されているため、妊娠線予防だけでなく美容効果も期待できます。
内容量 | 120g |
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返金保証 | なし |
試供品 | なし |
人気の妊娠線予防クリームを徹底比較
妊娠線予防クリーム名 | 定期価格 (内容量) |
返金保証 試供品 |
コラーゲン | グリセリン | アミノ酸 | ヒアルロン酸Na | 葉酸 | 美容成分 | 添加物 | 香料 |
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ベルタマザークリーム |
4,939円 (120g) |
なし |
1種類 |
あり |
記載なし |
あり |
あり |
あり |
無添加 |
無香料 |
MONA MAMMY |
3,544円 (200g) |
あり |
記載なし |
あり |
記載なし |
記載なし |
記載なし |
あり |
無添加 |
無香料 |
プレマーム |
4,980円 (120g) |
返金保証 |
2種類 |
あり |
記載なし |
あり |
あり |
あり |
無添加 |
無香料 |
mitete |
6,720円 (120g×3本) |
試供品あり |
2種類 |
あり |
1種類 |
あり |
あり |
あり |
無添加 |
ネロリの香り |
アロベビーフォーマム |
2,980円 (200g) |
あり |
記載なし |
あり |
記載なし |
記載なし |
記載なし |
あり |
無添加 |
ネロリの香り |
ノコア |
10,663円 (150g) |
返金保証 |
記載なし |
あり |
1種類 |
あり |
あり |
あり |
無添加 |
ネロリの香り |
素顔のママで |
4,378円 (50g) |
なし |
1種類 |
なし |
記載なし |
あり |
記載なし |
あり |
無添加 |
無香料 |
ママケアクリーム |
4,584円 (120g) |
なし |
2種類 |
あり |
8種類 |
あり |
あり |
あり |
無添加 |
無香料 |
※税込み価格です
おわりに
妊娠線予防クリームで妊娠線だけでなく美白やニキビ予防の効果が期待できるのは、妊婦さんにとってうれしいアイテムだと言えるでしょう。
また引き締め効果が期待できるものや赤ちゃんに使用できるものもあるため、産後も使用できる妊娠線予防クリームを選んでもいいかもしれません。
毎日・毎時間塗ることが苦痛にならないよう、おなかの赤ちゃんに話しかけたり胎動を感じたりして、楽しく予防しましょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
20代。B型。既婚。
一児の母。妊娠・出産に無知だったため、妊娠中は体重が23kgも増加、妊娠線もたくさんできました。
妊娠中に後悔した経験を活かし、妊娠中の注意点、妊娠中に必要な基礎知識の記事を担当。
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