「出生届」に関連して注意したい点とは?
赤ちゃんが生まれてから出生届の提出までの大まかな流れとは別に、赤ちゃんの誕生と共に行う公的手続きについて押さえておきたいポイントをお伝えします。ここまで確認したら、後は赤ちゃんが無事に生まれてくるのを楽しみに待ちましょう!
赤ちゃんの名付けの注意点を確認しよう
赤ちゃんの名前は一生使う、両親から贈られる最初のプレゼントです。ただ、赤ちゃんの名前に使えない漢字も意外とたくさんあります。出生届をギリギリに提出したら漢字が使えず受理されなかった…!というトラブルを避けるためにも事前に必ず確認しましょう。法務省のホームページ(HP)に「子の名に使える漢字」が詳しく掲載されていますので、難しい漢字をあてる場合は確認してみましょう。
法務省:子の名に使える漢字
赤ちゃんの健康保険証の発行について
出生届を提出すると、ホッとして忘れてしまいがちですが、同時に赤ちゃんの健康保険被保険者証の加入手続きも必ず行いましょう。赤ちゃんの1カ月健診では費用は基本的に自費ですが、保険証や自治体から発行される医療費助成受給券を持参するように言われることもあります。発行までに1~2週間かかる場合もありますので早めに手続きしましょう。
海外での国籍保留について確認しよう
赤ちゃんを海外で出産した場合、例えばアメリカでは「アメリカで生まれた子どもには全てアメリカ国籍を与える」という制度があるため、国籍留保の届け出を同時に行わないと出生日にさかのぼって日本国籍を失うことになります。アメリカ以外の国や地域でもこの制度を採用しているところがありますので、出産前に必ず確認しましょう。子どもは二重国籍者となり、22歳になるまでにどちらかの国籍を選ばなくてはなりません。
おわりに
赤ちゃんが生まれてからは、名付けをはじめ公的な手続きがめじろ押しです。プラスして子育てもはじまりますので想像以上に忙しいです。出産後に慌てないためにも妊娠中に出生届に必要な書類や届け出期間、誰が届け出を提出するのか、など家族で確認しておきましょう。
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8歳の甘えん坊娘と2歳イヤイヤ息子のママです。読書と野外フェスとクライミングが好きです。
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