子育てをしていると、壁にぶつかるのはもはや日常茶飯事ですよね。いつも明るく穏やかなママでいようとしていてもなかなか思うようにはいきません。今回は「子育て」に関する、常に意識しておきたいことわざや格言、悩んだときに思い出していただきたいことわざ集の第2弾をお届けします。一人で思い悩まずに、これを思い出して心を切り替えてお子さんに接してみてくださいね。
これは常に意識しよう!子育てのことわざ
困ったとき、悩んだときではなくても、これに気を付けていればもっと気楽な気持ちで育てができるはず!ということわざを集めてみました。昔からいわれているだけあって、本質を突いていてとてもためになりますよ。ぜひ参考にしてみてください!
ことわざ1「大きいやかんは沸きが遅い」
小さいやかんでは、すぐにお湯が沸きます。でも、その量は実は大したことがないのです。大きいやかんでは時間がかかりますが、その分大量のお湯が沸きます。それと同じで、小さいことがすぐにできるようにならないからといって焦る必要はなく、長い目でみて待てば、後から大きな成果が待っているということです。大器は晩成する、ということですね。
ことわざ2「はえば立て、立てば歩めの親心」
子どもが何かできるようになると、ついついすぐその次ができるように願ってしまうのが親心というものです。ですが、言い換えれば、これは親の勝手、親の都合であることを忘れてはいけません。子どもそれぞれの成長度合いを尊重し、ありのままの姿を受け入れて許すことが大事なのです。子どもに次々に成果を求めてしまうことはやめて、子どものペースに合わせて、その成長を見守ってあげましょう。
ことわざ3「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」
親である立場の人間が、時には自分よりも未熟な者から大切なものを教わる、という意味です。子どもにはとても純粋で、親がすっかり忘れてしまった特別な力をもっており、その子どもから謙虚に学ぶ大人ほど、賢い親だということです。このような意識をもっている親と、子どもには親のみが一方的に教えるものだと意識している親とでは、親子関係も大きく違ってくるのではないでしょうか。
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悩んだときに思い出して!子育て時のことわざ
ここからは、子育てで悩みを抱えてしまったとき、ついつい同じような悪循環に陥ってしまうとき、どうしてよいのか分からなくなり立ち止まってしまったときに思い出していただきたいことわざをご紹介します。昔からの言葉は冷静な気分を取り戻してくれるかもしれませんよ。
ことわざ4「情けは人のためにならず」
容赦せず相手に向き合い、しった等することはその相手のためになるだけでなく、後々に自分にもよい報いが来るという意味ですが、これは親子関係も同じことがいえます。子どもにしかってばかりいると、かわいそうと気がめいることもあるかもしれませんが、親の感情のみでしかりつけず愛情をもって長い目をみて接すればきっと将来大きな報いが待っているはずですよ。
ことわざ5 「隣の芝生は青い」
これはあまりになじみのあることわざですが、実に胸に突き刺さります。人間は、何でも他人の持ちものはよくみえ、うらやましく思うものです。しかし、実は他人もあなたをみて、きっと同じように感じているのです。自分や子どもに関することは、欠点やマイナス面ほど気になるのが人の本能ですので、みんな同じように思っているんだ、と楽観的に捉えるのを忘れないようにしてくださいね。
ことわざ6「鏡は先に笑わない」
鏡の中の自分を笑顔にするためには、まずは自分が笑う必要があります。それと同じで、子どもは、まさに親の鏡なのです。親が笑えば子どももそのまま笑います。親が子どもを尊重すれば、自然と子どもも親を尊重するようになるのではないでしょうか。それゆえ、小さい頃から子どもに温かな言葉をかけるよう心掛けていれば、子どもから同じような言葉がきっと返ってきます。
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3歳の男の子の母です。毎日振り回されています。
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