3歳~5歳の子どもにおすすめの鬼の絵本
最後に3歳~5歳の子どもにおすすめの鬼の絵本について、ピックアップしました。0歳~3歳までの子どもにはどちらかというと鮮やかな優しい色彩の絵で、怖さを抑えた絵本が中心でしたが、ここでは色々な事が理解できるようになるこの年代の子どもにぴったりの絵本を、お伝えします。
おすすめの鬼の絵本「おにのつの」
1冊目は「おにのつの」という絵本です。この絵本は、鬼のパンツ屋さんの子鬼の「みー君」が主人公のお話です。ある日、鬼にとって大切な「つの」が無くなってしまったみー君は、雷を出したりすることが出来なくなってしまいます。
「つの」を取り戻すために“みー君”が色々と頑張る姿を描いた絵本になっていて、節分での制作活動にも活用できる1冊となっています。
おすすめの鬼の絵本「泣いた赤おに」
2冊目は「泣いた赤おに」という絵本です。友達を思いやる気持ちを育むのにぴったりの絵本で、昔から存在する有名な作品のひとつだと言えるでしょう。人間と仲良くなりたい赤おにのために、友達の青おにが悪者になって赤おにをヒーローにします。赤おには人間と仲良くなることが出来ましたが、青おには・・・。
赤おにと青おにの気持ちを考えながら学ぶことが出来る、年長さん向けの絵本になっています。
おすすめの鬼の絵本「まゆとおに」
3冊目は「まゆとおに」という絵本です。この絵本は、やまんばの娘の「まゆ」が、お腹を空かせた鬼と出会う所から物語がスタートします。鬼は「まゆ」を食べてしまおうと色々と頭を使いますが、ことごとく失敗してしまいます。
「まゆ」と鬼の面白いやり取りに、子どもも笑いながら読める1冊となっています。
おわりに
今回は、子どものための鬼の絵本に焦点を当ててみました。これらのお話しは、節分ではどうして鬼を豆で退治するのかや、鬼は怖いだけの存在ではないんだよということを、絵本を通して子どもに伝えることが出来るおすすめの9冊です。ぜひ、シーンに合わせて活用してみてくださいね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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