「母は強し」とはよくいわれます。妊娠・出産は女性にしかできない大仕事です。それだけでも大変なことですが、産後の育児はさらに壮絶なものです。子育ては一難去ってまた一難。トラブル続きで毎日がジェットコースターのようですよね。そんななか、ママたちの奮闘ぶりには目を見張るものがあります。今回は、やっぱりママは強い!と感じる七つの行動やエピソードをご紹介します!
母は体力勝負!ママのパワフルな行動二つ
出産も、育児も、言葉で言い表せないほど大変ですよね。多くのママたちが口をそろえていうのは、この苦労が「産んでみるまで分からなかった!」ということ。話には聞いていたけれど、こんなに大変だったとは、いざ自分の身に降りかかるとびっくりしてしまいます。「母は強し」と感じる、ママたちのパワフルな行動とはどういうものなのでしょうか。
その1.お産したその日から不眠不休!
出産という重労働を終えて、ホッと一息。ぶじにお産が終わってよかった、という喜びもつかの間、すぐに赤ちゃんのお世話が始まります。
泣き叫ぶ赤ちゃんに授乳して、おむつを替えて寝かしつける。ほどなくして赤ちゃんがまた泣きだす。こんなことの繰り返しで、ママは寝る暇もないほどです。ヘトヘトなのに、周囲からは「赤ちゃん、かわいいね」「よかったね」と口々にいわれて、愚痴も泣き言も引っ込んでしまいます。不眠不休で赤ちゃんのお世話をするママたちの姿は、まさに「母は強し」ですね。
その2.家事も育児も仕事も!母はフル活躍
出産から数カ月たち、赤ちゃんとの生活に少し慣れてきたころ。ママの負担も徐々に軽くなるかと思いきや、やるべきことは山積みです。
産後間もなくに実家の両親を頼っていたママも、自分たちだけで家事・育児を回せるように、自立していきます。もちろん育児は夫婦で行うものですが、実際には授乳などママにしかできないことも多く、ほとんどママ1人でやっている家庭も珍しくありません。
さらに、育休中のママは職場復帰に向けた準備も始まります。保育園の申請、慣らし保育、職場復帰と、4、5月は大忙し。一体1人で何役こなしているのでしょうか?フル活躍のママたちなのです。
合わせて読みたい
母の愛は海より深い!母性を感じる行動二つ
母の強さは、肉体面だけではありません。子どもへのゆるぎない愛情や、子育てに取り組む姿勢は格別です。「父の恩は山よりも高く、母の恩は海よりも深し」ということわざがあります。今も昔も、ママたちは深い愛情を注いで子育てしているのですね。
その3.けんかしてもやっぱり子どもが大好き
子どもが成長し、自我が芽生えてくると、自己主張も強くなります。特に2歳前後からスタートするイヤイヤ期にさしかかると、「あれがイヤ」「これがイヤ」と何かにつけて不機嫌になりますよね。1つ1つはささいなことかもしれませんが、それに対応するママの気苦労は相当なものです。子どもがいたずらをしたり、「あれ買って」などと繰り返しせがまれたりすると、ママも見過ごすわけにはいきません。注意して子どもが大泣きし、言い合いになることもあるでしょう。
しかし、腹が立っても子どもはかわいいものです。「寝顔をみたら疲れが吹き飛ぶ」「ママ大好き、っていわれると許しちゃう」といった声も耳にします。イライラすることがあっても、それで子どもを嫌いになるわけではありません。そんなママの愛情は、子どもにも伝わっていることでしょう。
その4.自分の楽しみも捨てないけれど…
忙しいママには息抜きが必要です。美容院やネイルサロンに行って身だしなみを整えたり、カフェにいってホッと一息ついたり。自分だけの時間は、育児の疲れをリセットする機会です。しかし、1人の時間であっても、子どものことを完全に忘れるわけではありません。「外でおいしいものを食べると、子どもにも食べさせたくなる」「早く子どもに会いたいくて、予定を切りあげたりする」などなど、頭の片隅には子どものことがあります。自分より子どものことを優先させる、ママの愛情はすごいですね。とはいえ、ぜひ自分のことも、いたわってあげてください。
合わせて読みたい
30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。