子連れ再婚後に産まれた赤ちゃんはセメントベビーと呼ぶのはなぜ?

デメリットもある!セメントベビーをもつことの注意点

赤ちゃんをかわいがる
親の再婚の時期やタイミングにもよりますが、ステップファミリーにセメントベビーが生まれることで、家族の間に少なからず影響を及ぼしてしまうこともあります。セメントベビーが誕生したら、デメリット面も考慮して生活をしていく必要があるのです。

ステップファミリーとして信頼関係が築きにくくなってしまう

ステップファミリーの関係がスムーズに進むようになるまでには、ある程度の時間がかかることもあります。信頼関係が築かれる前にセメントベビーが生まれると、家族が不安定になってしまうこともあるでしょう。セメントベビーは、両親とは血がつながっており、まだ幼いので問題が生じにくいかもしれません。しかしお互いの連れ子はこれからどう接していけばよいのか分からずに、家族関係の維持の仕方について葛藤を抱えるケースも考えられます。

セメントベビーばかりに気持ちが傾くことも

セメントベビーは生まれて間もないため、さまざまなお世話が必要です。そのため両親は赤ちゃんに大幅な時間を取られることになるでしょう。また両親の血を受け継いだ子どもであることに変わりはないため、どうしても愛情が募ってしまいます。つまり、セメントベビーが生まれることで、両親の気持ちのベクトルが連れ子より強くなる可能性があります。

連れ子へのフォローをつい忘れてしまう

上記の内容と少し重なりますが、セメントベビーに両親が気を取られすぎると、連れ子への関心が薄れる場合もあります。そうなると連れ子たちは「自分に親が構ってくれない」「やっぱり赤ちゃんの方が可愛いんだ」と悲しくなったり、反抗したくなったりしてしまうこともあるでしょう。セメントベビーのお世話は重要ですが、できる限り、連れ子との時間を過ごしたり、話を聞く機会を積極的に作ることが大切です。

おわりに

近年は、さまざまなタイプの家族が増えてきました。伝統的な家族のスタイルを守って行きたい方もいるかもしれませんが、一番大切なことは縁あって家族になった者同士が、いかにして自分たちらしいスタイルを築けるかどうかです。そういう意味でセメントベビーは、重要で貴重な存在だと言えるでしょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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