出産は女性特有のもの。男性は一生経験することができません。しかし、出産は男性側の理解なしには行うことができないのも事実です。そこで男性に出産を疑似体験してもらうことを目的とした陣痛シミュレーターなるものができました。いったいどんなものなのでしょうか?テレビ番組でも紹介された陣痛シミュレーターについてご紹介します。
陣痛シミュレーターってなんだろう?
その名の通り陣痛を体験する装置のことですが、このシミュレーターの発祥は海外です。日本では妊婦シミュレーターなるものがありますが、実際に出産の痛みを体験する陣痛シミュレーターが話題になっています。いったいどんな装置なのでしょうか。
陣痛シミュレーターはどんな仕組み?
陣痛シミュレーターは、チューブのようなものをおなかに取り付け、そこに電気を流して陣痛の痛みを再現するという仕組みになっています。電気の強さが10段階あり、周期的にくる陣痛をリアルに再現することができる素晴らしい装置なのです。陣痛はおさまったりひどくなったりを繰り返すので、精神的にも疲れてしまいますよね。
陣痛シミュレーターはどこで開発された?
男性にとって世にも恐ろしいこの陣痛シミュレーターは、オランダの首都・アムステルダムの病院で開発されたものです。前述のように電気を使って筋肉の収縮を促すことによって陣痛と同じ痛みを再現しているため、かなり陣痛に近い痛みを感じることができるといいます。もちろん目的は男性に出産の痛みを体験してもらうということを第一に掲げています。
実際に痛みを感じるのはどの部位?
陣痛シミュレーターは胃を中心とした内臓の筋肉を収縮させて痛みを発生させています。実際の陣痛の痛みも実は胃と深く関連性があるということは初耳でした。通常の胃痛とは比べものにならない痛みに男性はいったいどこまで耐えることができるのでしょうか?このシミュレーターは男性よりも女性からの評価が非常に高いことでも有名です。
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陣痛シミュレーターの効果はどのぐらい?
この陣痛シミュレーターの効果はいったいどの程度あるのでしょうか?痛みがまめに再現されているものでなければ意味がないですよね。実際に体験した男性の声などもまとめながらシミュレーターの効果をみていきましょう。
男性はどの程度痛みに耐えられるの?
初期の陣痛の段階は少しおなかが痛いぐらいでまだ我慢できる範囲だといいますが、強さが2~3レベルになると男性は笑顔を見せることが難しくなります。4レベルになると痛くてのたうち回る男性がほとんど。想像しただけでこちらまで陣痛の痛みが呼び起こされるような気分になりますよね。のこぎりでおなかを切られているような感覚と表現する男性も多いようです。
テレビ番組で放送されたあとの反響
「世界の果てまでイッテQ」という人気番組でタレントの出川さんが、この陣痛シミュレーターを体験していたことから、日本でもこのシミュレーターの存在が注目されるようになりました。このVTRでの出川さんの痛がり方は想像以上で、この陣痛シミュレーターにはすさまじい効果があるということもよくわかりますよね。本当に痛そうでした。
陣痛シミュレーターの健康被害について
胃などの内臓に直接的に刺激を与えて痛みを感じさせるという少し強引なシミュレーターなので、健康被害などの影響がないのかどうか気になります。実際の健康被害については報告されていませんが、これは病院で医師監修のもとで開発されたものであり、体験時にも医師がそばについているため、そういった点では安心できますよね。
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20代後半のコンサル系OL。キャリアアップを目標にしながらも結婚や出産、子育てに対する興味関心は高め。将来のお勉強の意味も込めて、子育てに関する耳寄り情報を皆さんにお伝えできればと思います。
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