名付けの前に確認したいこと
出生届は、赤ちゃんが生まれてから14日以内に出すことになっています。余裕があると思っていても、お母さんは出産後4~5日は病院にいることになりますし、あっという間に時間がたってしまいます。いくつか名前の候補を決め、しっかり準備しておくと安心です。
人名に使える漢字かどうか確認しよう!
人名に使える漢字かどうかは、法務省のホームページで調べることができます。「戸籍統一文字情報のページ」で確認してみましょう。読みや画数からも検索できて、便利です。パソコン上で利用できる漢字がどうかも、確認することができます。
家族と同じ漢字は使えない
同じ戸籍内に、同じ漢字を使った名前の人がふたりいてはいけないことになっています。例えば、お母さんが「紀子」と書いて「のりこ」、娘も「紀子」と書いて「きこ」と読ませるというケースは、受理されません。兄弟姉妹でも同じです。「優」と書いて、お兄ちゃんは「すぐる」、妹は「ゆう」と読ませるような名付けはできないことになっています。逆に、読み方は一緒で漢字が違う場合は、問題ありません。
おわりに
子どもの人生にたくさんよいことがあるように、よい名前をつけてあげたいですね。耳で聞く音だけではなく、漢字の由来、意味、画数、見た目の印象、書きやすさも考慮して、漢字を選ぶことも大切です。漢字の中には、一見よさそうに見えても、人名には使えないものがあります。事前によくチェックしておきましょう。使えない字の場合は、ひらがなにするか、他の漢字に置き換えてみてください。
ピックアップ
子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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