自分ひとりだけで乗り越えなくてもいい
多くのママが「ガルガル期をなんとかしたい!」と思っているでしょう。しかし、自分だけで頑張ったり、我慢したりする必要はありません。時には、イライラする気持ちを吐き出してもいいのです。気持ちを言葉にして、受け入れることで気分が楽になることがあります。
マイナスな感情も言葉に出してみよう
家族や周囲の人に「イライラする」「他の人に赤ちゃんのお世話をまかせるのが不安」といったネガティブな気持ちを話してみましょう。直接、言うのがむずかしいなら、スマホのショートメッセージやLINEを活用するのもいいですね。また、近しい友人に話を聞いてもらうのもおすすめ。特に、出産経験があるママ友なら、「実は私もそうだった…」と親身になって聞いてくれる可能性もあります。
また、公的機関の産後サポート事業などを利用し、カウンセラーや助産師に話を聞いてもらうのもよいでしょう。普段は関わりのない第三者に対しての方が、かえって気軽に悩みや不安を話せることもあります。
ガルガル期の自分を責めずに受け入れて
ガルガル期は産後1カ月程度の期間限定です。「攻撃的になる私が悪い」と責めるのはやめましょう。また、周囲にも「今はガルガル期なのよ。一時的なものだけどゴメンね」と話しておくと、理解を得やすいでしょう。「産褥期」といわれる産後1カ月程度の間、ママは心身ともに不安定な状態にあります。精神面、行動面ともにうまく行かないことが多いでしょうが、「そういう時期」と割り切って過ごしましょう。周囲の人、特にパパに「この時期だけの状況」と理解してもらうことは、その後の子育てや夫婦関係がうまく行くためにも大切なことです。
おわりに
産後1カ月程度の時期に起こる「ガルガル期」。産褥期と重なることから、ホルモンバランスの大きな変化がもたらす不安定な精神状態が、背景にあると考えられています。周囲にガルガル期というものがあることを話すとともに、身体をゆっくり休め、理想を追い求めすぎないことで、ガルガル期の自分を責めすぎないようにしましょう。
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企業取材や社史制作をメインに、子供の出産を機に教育や会計などの記事も手がけています。家族は小学生高学年の娘、夫。関心事は教育やライフプランのことなど。「これからの時代を生きるために必要な力って何?」をテーマに、日々考えています。
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