困ったガキ夫の原因と対策
一緒に暮らしていて、夫に対してイライラする場面が多い場合は、夫が「ガキ夫」である可能性が非常に高いです。「私の夫はガキ夫だ!」とわかったら、早速原因を探り、対策を練りましょう。自分の気持ちに余裕があるときはいいのですが、年を経るごとにイライラが募り、最悪の場合は熟年離婚という道もあり得ます。
責任は義母にある?妻にある?
ガキ夫がいつまでも子どものような態度をとるのは、自分の育った家庭に原因があるかもしれません。お義父さんが何もしないで、お義母さんが何でもお世話をしてあげる家庭に育った場合、「家事育児は女の人がやるもの」という刷り込みができてしまっているのです。脱ぎっぱなしの靴下はいつのまにか洗濯されて引き出しに収まっているのが普通だと、自分で洗濯機に入れるという発想が持てません。また、妻がダメ出しをしすぎて夫のやる気をそいでしまっていることも考えられます。男性は意外にナイーブな生き物です。せっかく手伝った家事に文句をつけられたと感じ、やる気を失ってしまうのです。
ガキ夫は子どもと同じ!褒めて伸ばすしかない
妻としては情けなく、イライラすることではありますが、ガキ夫は子どもと同じです。根気よく習慣づけ、褒めて伸ばすしか方法はありません。特に第三者から社会的な評価を受けることで、男性のモチベーションは上がります。「ママ友がうらやましいって言ってたよ」「○○さんの旦那さんはこんなことしてくれないんだって」など、うそも方便です。どんどん褒めましょう。ここでのがんばりは、いずれ自分にご褒美となってもどってきます。子育て中の自由行動、自由時間を確保するためにも、ガキ夫には早く大人になってもらいましょう。
おわりに
恋人時代や子どものいない間は、夫がガキ夫かどうかは案外わからないものです。ただ、子どもが生まれて初めて、夫のガキっぽさに気付いたとしても、まだ遅くはありません。子どもをもうひとり育てるつもりで対処しましょう。ガキ夫とはいえ、会社では一人前に仕事をしているわけですから、きっかけさえあれば、有能なパパに変身する可能性が大です。時には自分も趣味に逃避する時間を作って、ストレスを発散してくださいね。
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子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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