時間がある時やスーパーが安売りしている時に、たくさん食料品を買い込んだはいいけれど…冷蔵庫に入りきらない!
なんてことありませんか?
そこで今人気が高いのが「セカンド冷蔵庫」です。
例えばお肉や野菜は通常の冷蔵庫、飲み物や調味料などはセカンド冷蔵庫というように、使い分けている人が増えているようです。
ここでは、セカンド冷蔵庫の選び方についてご紹介します。
コロナ禍だから?セカンド冷蔵庫が増えた理由
セカンド冷蔵庫という言葉は、あまり聞き慣れない人も多いかもしれませんが、大家族や二世帯住宅に住む人はよく利用していると言われています。
しかし、近年ではコロナ禍による影響で食料や飲料を買いだめする方が増え、セカンド冷蔵庫の需要がより増えてきているのです。コロナ禍以外の用途も含めたセカンド冷蔵庫の使い方を見て行きましょう。
臭い移り防止のために使う人も多い
韓国では、主に使う冷蔵庫のほかに「キムチ製造専用の冷蔵庫」が一般的に置かれています。キムチは日本でいうお新香と同じ扱いになるので、大量に食べる家も多いために場所をとり、香辛料の香りも強いため、セカンド冷蔵庫を使用しているのです。
同じような感覚で、自宅でキムチ・お新香・ニンニクなどそのまま置いていると匂い移りが心配な食材を日常的に食べる人にとっては、セカンド冷蔵庫は欠かせないと思っていることも多いです。
特に、家族全員が食べるわけではなく、一部の人しか食べない場合は、使い分けとして利用していることもあります。
作り置き・場所をとる食べ物専用
子どもが複数人いる、夫の弁当が必要などの場合は、毎回作り立ての食事を提供するのは大変です。最近では、ワーキングマザーも増えているので、食事に頭を悩ませている時間はもったいないですよね。
さらに、テレワークで常時家族が家の中にいる場合、一層食事の準備が負担に感じます。そんな時、みんなで食べられるように業務用の食材を購入する、たくさんの作り置きをして、備蓄しておくという人が増えました。
セカンド冷蔵庫は、そういった普段はすぐに使用しないけど、必要なものを入れておくために使われています。
冷凍庫だけを買う家庭も増えている
冷凍食品は賞味期限も長く、常備しておくには便利ですよね。しかしとってもかさばるのが問題。
普通に使用している冷蔵庫の冷凍室ではあっという間にいっぱいになってしまいますよね。
そこで冷凍食品用に、セカンド冷凍庫を選ぶご家庭も増えているようです。
コロナ禍の影響により冷凍食品の売り上げも伸びているので、セカンド冷凍庫も重宝されています。
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セカンド冷蔵庫を買う時の選び方について
いざ、セカンド冷蔵庫を購入しようとしても、どんな部分を意識して選べばいいのについて悩む人はたくさんいます。
基本的に2ドアでミニタイプの冷蔵庫が選ばれていますが、その他のタイプのセカンド冷蔵庫を買う時の選び方についてもご紹介していきます。色々な視点からお伝えするので、選ぶ際の参考にしてみてください。
省エネ性能があるかどうかは重要!
最新の冷蔵庫は、基本的に省エネ性能が充実しているので、非常に電力を使わない形で販売されています。購入する際は、必ず金額や型式のほかに「年間消費電力量」と「省エネ基準達成率」を確認してみてください。
消費電力量が低いもしくは省エネ基準達成率が100%以上の商品については、とても電気代が安く済むので、気を配っておきましょう。
セカンド冷蔵庫は、あまり電力消費が低くないというイメージがありますが、最近では随分と改善されてきたので、意識して購入するようにしたいですね。
静音性もセカンド冷蔵庫を決めるポイント
冷蔵庫は24時間稼働しているので、機械の作動音が気になる場合もあります。部屋の広さによっては、生活スペースに近い場所にセカンド冷蔵庫を置くこともあり、その際は冷蔵庫の音が「うるさい」と感じるかもしれません。しかし、こうした作動音などは実際に設置してみないとわからない部分ではありますが、実際の静音性を購入時に確認することはできます。
カタログや家電量販店売り場には、「静音〇〇dB」との記載があります。25dB以下が基本的に静音性のある製品だと考えられているので、22dBや20dBの製品が良いでしょう。
100L前後の容量がちょうど良い大きさ
セカンド冷蔵庫は、一人暮らし用の冷蔵庫がちょうど良いとされています。一般的には250Lが一人暮らしの場合によく使われる大きさですが、セカンド冷蔵庫にするにはちょっと大きいぐらいです。そのため、100Lくらいあれば、食料や飲み物も十分に保管できるくらいの大きさだといえます。
あまり大きいと邪魔になるので、ちょっと小さいかな?と思うくらいの大きさで選んでみると良いかもしれません。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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