子どもとの楽しいドライブの時間。しかし、気になるのが「渋滞」ですよね。特に休日を利用した遠出のドライブでは、予想以上の渋滞に遭遇してしまうケースも少なくありません。そんなとき、どうすればいいのでしょうか?
今回は、急な渋滞にあっても子どもたちをできるだけ退屈させない対処法についてご紹介していきます。
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車外の景色を利用して楽しく遊ぶ方法二つ
渋滞に遭遇すると、視界に入るものがかぎられてしまうでしょう。なかにはDVDをみせるという手段もありますが、もし遠出のドライブであれば、その土地・地域を楽しむのも、旅のだいご味。車窓から見える景色を有効利用した渋滞対策方法を二つご紹介します。
車外の景色でその土地の特色を話す
渋滞中に車窓から見るのは、商業施設などももちろんですが、その土地にしかない農産物・山・海など自然のものもたくさんあるでしょう。例えばその土地でよく有名な野菜・果物・魚などについて話を掘り下げてみるのも面白いです。
「この魚は船から網を投げて獲るのだよ」「この畑では、何が育っているのかな?」など普段の生活では遭遇しないような話をしてみるのもいいですね。
車の色当てゲーム
多少車が動いている際にできるゲームが「車の色あてゲーム」です。後方が見えにくいことを利用して、次に通り過ぎる車の色を当てっこします。「3台目に通る車の色は?」など、質問に工夫しながらゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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言葉を使い全員が楽しめるゲーム!二つ
車内で座っていると、本を読むなどの行為は「車酔い」につながります。そのため、活字を読むのではなく話して楽しむことで不快になることなく楽しめるでしょう。そこで、言葉を使って簡単に楽しめる遊びを二つご紹介します。
「しりとり遊び」は老若男女楽しめる優れもの
しりとり遊びは、比較的小さな子どもでも楽しめるのが大きな魅力です。「りんご」「ごりら」など、3文字程度のしりとりなら、パパやママ、子どもに加え、おじいちゃんおばあちゃんまで幅広く楽しめるでしょう。
子どもが少し大きくなれば、「野菜」「動物」など、一定の決まりを作って遊んでみましょう。長時間だと子どもも飽きてしまうかもしれませんが、言葉遊びとしてまず試してみてほしいゲームです。頭の運動にもなるので、おすすめです。
私は何でしょう?ゲーム
自分を擬物化し、質問をして「何か」当ててもらうゲームです。例えば答えが「りんご」だとします。
- あなたは食べ物ですか?「はい」
- あなたは辛いですか?「いいえ」
- あなたがよく売れる時期はいつですか?「冬です」
- あなたが炒めるとおいしいですか?「そのままのほうがおすすめです」
- あなたは赤いですか?「はい」
といった形で質問に答えていき、当てられるまで続けていきます。小学生などの子どもにも楽しめるゲームだといえるでしょう。
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渋滞を見越して事前準備しておきたいもの三つ
ドライブの出発前には、渋滞に巻き込まれないようゆとりを持って出発したいもの。しかし、時期的にも渋滞にはまってしまうのは不可避!ということもあるでしょう。そこで、渋滞を見越してあらかじめ用意しておきたい準備物を三つご紹介します。
日差し対策用に「日よけ」を準備
長時間車内にいると、特に天気がいい日には日差しがきつく感じることもあるでしょう。渋滞中であれば、日差しが当たらないように体を移動させることもままなりません。そこで日差し対策用として、吸盤で窓にはりつけられる日よけなどを用意しておきましょう。
日ごろから利用しているご家庭は問題ないかもしれませんが、日よけがあるだけで、子どもたちも車内でぐずりにくくなります。
暑さ・寒さ対策グッズも欠かせない!
渋滞中、車内ではエアコンを使うことも多いでしょうが、車外の気温によっては暑さ・寒さでつらい状況になってしまうことも。暑い時期にはチャイルドシートに保冷剤を入れたり、ひんやりと感じる素材のストールをかけたりするなど、できるだけ快適に過ごせる工夫を凝らしましょう。
寒い時期にはひざ掛けやカイロなどを車に常備しておき、エアコンをかけすぎないほうがおすすめ。というのも、渋滞時にはガソリンの減りにも注意が必要だからです。
虫対策もお忘れなく
渋滞時に窓を開けたら、入ってきたのが「蚊」だった…なんてことも。なかなか車外から出て行ってくれなくて、家族が嫌な思いをするのも悲しいですよね。レジャーで外出する際に持参する人も多いでしょうが、渋滞時の対策として虫よけスプレーや虫よけジェル・虫さされ用のクリームなどを持っておくと安心です。
おわりに
渋滞時は車内から簡単に出ることができないからこそ、対策法は出発前に準備しておきたいもの。特に子どもが小さいご家庭では、「我慢して!」といっても理解してくれないでしょう。大人が事前に用意をしておき、車内でできるだけ普段通りに過ごせる工夫が大切ですね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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