妊娠中に離婚を決意したときの注意点
妊娠中はただでさえ出産や子育てでストレスがかかります。その上、離婚のことまで考えなければならない状況は、冷静な判断ができる状態ではないかもしれません。最後に「妊娠中に離婚を決意したときの注意点」をお話しします。少しでも冷静な判断と離婚後の母子の明るい未来のヒントになればうれしいです。
体を第一に考え、離婚については弁護士に依頼する
妊娠中は、体を第一に考えましょう。離婚を成立させるまでには、お互いに耳をふさぎたくなるような言葉や情報が耳に入るかもしれません。妊婦さんにとってストレスは大敵です。できることならば離婚に関する一切を弁護士に依頼して、自分は出産に向けて体優先の生活ができる環境を整えましょう。
感情的にならず冷静に離婚後の生活をイメージする
離婚を決意すると「早く離婚したい」と思うかもしれません。しかし、離婚後は現実が待っています。「養育費もいらないから早く離婚したい」という考えは賢くありません。冷静に離婚後の生活基盤や収入をイメージし「もらえるものはもらう」という強い気持ちに切り替えましょう。冷静に考えることは、自分のためではなく子どもの将来のためなのです。
助けてくれる人・受けられる制度や手当を知る
シングルマザーになると、受けられる制度や手当は数多くあります。それらは、離婚したときからではなく、申請したときから開始されるのです。特に児童扶養手当は、離婚時にさかのぼってお金を受け取ることができません。離婚を決意したら早めに制度や手当についての情報を集めましょう。
また、離婚後は一人で子どもを育てることになるしょう。最初のうちは「一人で立派に育ててみせる」と強い気持ちかもしれませんが、一人の子育ては想像以上に大変です。祖父母やママ友、公的な制度など「助けてくれる人」をみつけておくと心強いはずです。
おわりに
離婚を決意するときには、一時の感情ではなく長い目で考え「子どもと自分にとって最善の方法」を選ぶことが大切です。それでも離婚を決意したら、一人で悩まず弁護士と相談しながら明るい未来を目指しましょう。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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