なんだか最近体調がよくない、体がだるいしイライラする、頭痛や胃痛がひどくなってきたなどの症状はありませんか?もしかしてもう更年期?なんて心配になってきた人もいるかもしれません。でももしかするとあなたのその症状は夫源病かも…?
夫を源とする病、つまり夫の存在が原因で起こってしまう症状のことです。多くの主婦がかかってしまうという夫源病の症状や改善策についてご紹介します。
夫源病の症状はめまいや倦怠(けんたい)感?
夫源病の主な症状は、めまいや体の倦怠(けんたい)感などの「なんか調子が悪い」というふわっとした症状であることが多いようです。さらに、ため息が多くなってしまう、すぐに疲れてしまうなども夫源病の症状として挙げられています。
体に出る症状と心に出る症状
身体的な症状としてはめまいや頭痛、胃痛など痛みが伴うものがあります。日頃から頭痛や胃痛が日常的に出ている人はこれが夫源病からくるものだとは気づかないかもしれません。しかし、夫と一緒にいるときや、夫の話を聞いているときなどに頭痛や胃痛に見舞われた場合は夫源病からくるものである恐れがあるのです。
また、無性にイライラしたり、好きなものを見ても気分があまり盛り上がらなかったり、やたらと憂鬱(ゆううつ)な気分になってしまったりという心の症状が現れることもあります。心の症状については自分でどうにかできるものでもないため、本当に苦しい思いをしている人もいるのではないでしょうか。しかも原因がわからないうちは自分のことを責めたくなってしまいますよね。
うつや更年期の症状と似ている?
夫源病の症状はうつや更年期の症状とよく似ており、更年期障害を発症する年齢と同時期に発症するケースも多いため、更年期からくる症状だと間違った判断をしてしまうことも多々あります。更年期と夫源病は症状こそ似ているものの、原因や対処法は当然全く異なってきます。更年期の症状だと勘違いしたまま過ごしていると、夫源病が悪化してしまう恐れもあるのです。もし頭痛やめまい、倦怠(けんたい)感や気分の憂鬱(ゆううつ)感などの症状が現れたら、更年期だと決めつけずにあらゆる原因を探ってみましょう。
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夫源病の原因はコミュニケーション不足?
夫源病の原因は細かくいえばたくさんありますが、結果的に夫婦のコミュニケーション不足が大きな要因となっているパターンが多いです。一緒に過ごす時間が長くなるほど会話がなくなってコミュニケーションをとらなくなってしまう、とり方を忘れてしまうという夫婦も多いと思います。そういった関係性が夫源病を招いているのです。
意外とわかっていないお互いのこと
惹かれあって結婚し、苦しいときもつらいときも一緒に支えあって乗り越えてきた夫婦でも、しょせんは他人。意外と知らない一面があることと思います。それなのに、言わなくてもわかってくれるはず、本当は自分の気持ちをきちんとわかっていてくれるはずと思い込んで会話をすることもなく過ごしている夫婦は多いのではないでしょうか。
どれだけ長く一緒にいてもわからないことはたくさんあります。年齢や状況によって変化するお互いの考え方や思い、やりたいことなどはきちんと口に出して伝えなければなりません。
特に男性は自分の気持ちを口に出さない人が多いので、夫が何を考えているのかわからないということが妻のストレスとなって夫源病の原因となってしまうのです。
モラハラ夫には要注意!?
特に夫源病が発症しやすいパターンは、夫のモラルハラスメント(通称:モラハラ)がひどい場合です。妻の言動のすべてに対して頭ごなしに否定する、怒鳴る、無視するなど妻の自尊心や気持ちを踏みにじる行為をするモラハラ夫を持つ妻は夫源病を発症しやすいといわれています。それだけ夫の言動にストレスを感じているということですね。
ひどくなると夫が何か行動を起こすたびに頭痛や胃痛、めまいなどを発症してしまう恐れも。それで体調が悪そうにしている妻に対して、サボっている、怠けているなどと夫のモラハラがヒートアップし、妻はつらくても我慢を強いられるようになります。そうなるとさらに夫源病が悪化してしまうのです。まさに負のスパイラルに陥ってしまいます。
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20代後半のコンサル系OL。キャリアアップを目標にしながらも結婚や出産、子育てに対する興味関心は高め。将来のお勉強の意味も込めて、子育てに関する耳寄り情報を皆さんにお伝えできればと思います。
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