二人目の妊娠中、上の子が大きくなったおなかに興味を持つようになると、家族一緒に赤ちゃんを迎えられたらいいな、と思うことがあるかもしれません。ここでは上の子が出産に立ち会うための条件や、上の子を出産に立ち会わせる際のメリットデメリットについてご紹介します。上の子を出産に立ち会わせたらどうなるだろうと気になる方はぜひこの記事を参考にしてください。
子どもを出産に立ち会わせるための条件
おなかに赤ちゃんがいることや分娩(ぶんべん)とはどういうことかなど、何の予備知識もなく上の子を出産に立ち会ってしまったら、さすがにびっくりしてしまいます。そこで上の子を出産に立ち会わせたい場合は、まず出産とはどういうものかある程度説明しておくとよいでしょう。ここでは上の子を出産に立ち会わせるための条件を紹介します。
産院が子どもの立ち会いを受け入れている
まず産院側が立ち会いを受け入れているかどうかが重要です。多くの産院は安全や衛生面の理由で立ち会い出産を認めていません。特に、たくさん出産を扱っている産院の場合、分娩(ぶんべん)室が個室でなくカーテンで仕切られているだけの場合もあります。さらに、他の人と出産のタイミングが重なってしまうと、それだけスタッフの対応も大変になります。最初は立ち会っていたけれど、他の人のお産が始まったら立ち会いができなくなるということも考えられます。
子どもが出産について理解している
小さな子どもでも、妊婦検診に一緒に同伴してエコーの画像を見せたり、心臓の音を聞いたりできれば、おなかの中で赤ちゃんが育っていて、これから出てくるのだというイメージが持てます。また、出産に関連する絵本や動画を使って説明するのもおすすめです。立ち会いに出産には上の子がおなかの赤ちゃんを身近に感じ、早く産まれてきてほしいな。と思っている気持ちが大切です。
子どもが立ち会いを希望している
親の希望だけでなく上の子自身が出産に立ち会いたいと希望しているかどうかも確かめておきましょう。極端に怖がりな子や血が嫌いな子は、立ち会い出産にはおすすめできません。無理やり連れて行って子どもが嫌がってしまったら、周囲のスタッフやパパを含め全員が困ることになります。同時にパパなど分娩(ぶんべん)中に子どもの面倒を見る人がいるのかどうかも確認が必要です。
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立ち会い出産のメリット
出産は分娩(ぶんべん)室でママ一人ががんばるというイメージがありますが、上の子や家族に支えられて出産できればママも安心で家族の絆が強まるきっかけとなります。また立ち会い出産は上の子にとっても命に興味を持ち、赤ちゃんをより大切に感じるよい機会になるというメリットがあります。
命の大切さや家族の大切さがわかる
立ち会い出産最大のメリットは、子どもが命について考えるきっかけになるということです。まだ小さい赤ちゃんがおなかから出てくるのはとても不思議で感動的なこと。あらかじめ助産院や自宅出産などでフリースタイル分娩(ぶんべん)を希望しておくと家族と一緒に赤ちゃんを迎えることができるでしょう。
子どもの希望があった
赤ちゃんが生まれてくる様子を間近に見て感動すると、自分もこの赤ちゃんを守らなければという気持ちになることが多いです。また下の子に興味のある子どもであれば赤ちゃんの頭が出て来る様子を見ることができますし、ある程度大きい子どもであれば、へその緒を切らせてくれることもあります。
お兄ちゃんお姉ちゃんになる自覚が芽生えやすい
明確な根拠はないものの、立ち会い出産をすると上の子がお兄ちゃんお姉ちゃんになったのだと強く意識するきっかけとなり、産後に赤ちゃん返りをしにくくなるという説もあります。子どもを産めるママはすごい!と今まで以上にママのお手伝いをしてくれるようになるかもしれません。また赤ちゃんのお世話に積極的に関わってくれるようになるなどママにとってもメリットがあります。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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