選択的シングルマザーで豊かに暮らしていくために
選択的シングルマザーになり、一人で子どもを育てていくためには、「経済状況」が重要になります。自分で家計を管理できないと生活が破綻し、子どもを幸せにすることも、自分が幸せになることもできなくなってしまいます。そのような状態に陥らないためには、自分の経済状況を安定させることが大切です。
例えば、将来に生かせる資格を取ったり、キャリアプランを考えたりすることを始め、子育て自体に責任を持つことがポイントになります。
幸せになるためには上手に「やりくり」をする
上記でも紹介した通り、シングルマザーの家庭では経済面がシビアになりがちです。しかし、選択的シングルマザーでも、一軒家を購入するなどの夢をかなえている方も多くいます。選択的シングルマザーになり、幸せを得るためには、経済状況を安定させるための「上手なやりくり」が必要になるのです。いくら給料が高くても、計画なしに毎日を過ごしてしまっては余裕のない生活に陥ってしまうことも否めません。経済的に安定していることは重要ですが、上手に家計をやりくりすることで、無理のない生活を送ることができるようになります。
選択的シングルマザー家庭の「やりくり術」とは?
やりくりをするといっても、どのような方法で上手にやりくりをするのかわからないですよね。以下に、選択的シングルマザーが上手に暮らすための「やりくり術」をご紹介します。
児童手当は全て貯金する
毎月支給される児童手当を受け取っている場合は、児童手当に手をつけずに貯金することを心がけましょう。そうすることで、必ず一定の額が貯まるため、いざという時に大いに助かります。
光熱費を最低限に抑える
昼間は不必要な電気をつけない、夜は明日に備えて早く寝ることで無駄な光熱費を抑えるなどの工夫が、大きな貯金へとつながります。
食費に注目!自炊で節約する
子どものためにフルタイムで働いている選択的シングルマザーは多いことでしょう。そのため、食事はスーパーのお総菜などを購入してしまいがちかもしれません。しかし、外で食事を購入するのはどうしても高くつきます。休みの日などは、極力自炊をすることで食費を節約してみましょう。
選択的シングルマザーになって無理のない生活を
「籍」を入れ、結婚することがスタンダードな日本ですが、現在さまざまな家族の形が生まれていることから、今後は選択的シングルマザーへの関心も高まることでしょう。そのため、数年もたてば、より暮らしやすい環境に変化していくと思います。あなたの人生は、あなた自身が決めるものです。選択的シングルマザーになるかどうか悩んでいる方は、自分一人で子育てができるかどうか、経済的負担はどうするのかなどを見極めたうえで、じっくりと答えを出すようにしてくださいね。
おわりに
まだ、選択的シングルマザーに対して寛容ではない日本ですが、選択的シングルマザーになった女性の多くが、後悔をせずに充実した生活を送っている場合も多いものです。結婚とはまた違った、選択的シングルマザーとしての生き方も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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