漢字一文字の男の子の名前って、よく見かけますよね。シンプルで目を引きやすい一文字の名前は、自分の子どもにも付けたいと考えている方が多いのではないでしょうか?今回は、男の子に一文字の名前を付けたいと思っている方向けに、バージョン別に名前をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
漢字一文字の名前は人気急上昇
子どもに意味のある名前を付けてあげたいと思う人がほとんどだと思いますが、一文字に絞ることで、より願いのこもった名前になりますよね。「読みやすくて覚えやすい」「さっぱりしていて男らしい」という理由だけではなく、子どもにも伝わりやすい一文字の名前は、最近特に人気が高まっています。
男の子の名付けは名字とのバランスを考える
男の子の場合、将来結婚しても名字が変わることが少なく、付けられた名前を一生使っていくことが多いかと思います。そのため、男の子に漢字一文字の名前を付けるときは、名字とのバランスをよく考えて決めることをおすすめします。候補の名前がある程度決まったら、いったん紙に書いてみてください。名前だけ見ていると気付かないことが多いのですが、実際に氏名として書いてみると、意外とバランスが悪かった…ということもよくあります。
男の子の名付けで気を付けること
一生呼ばれ続けることになり得る名前ですから、子どもが社会に出たときに困らないような名前であることも大切です。他人に聞かれて説明しにくい名前や、聞き間違えやすそうな名前は避けた方が良いでしょう。明らかに不吉な名前やネガティブな意味に捉えることができる名前も、避けるのがベターです。親の趣味嗜好(しこう)で名前を決めるのではなく、子どもの将来のことまでしっかり考えたうえで、子どもに合う名前を付けてあげてくださいね。
男の子に人気の名前ランキング
漢字一文字の名前をご紹介する前に、2017年の名前ランキングを見てみましょう。
1位 | 大翔(ひろと) |
2位 | 蓮(れん) |
3位 | 樹(いつき) |
4位 | 悠真(ゆうま) |
5位 | 陽太(ひなた) |
6位 | 蒼(あおい) |
7位 | 湊(みなと) |
7位 | 颯真(そうま) |
9位 | 陽翔(はると) |
9位 | 陽斗(はると) |
なんと、TOP10に「蓮」「樹」「蒼」「湊」と、漢字一文字の名前が4つもランクインしています。やはり男の子の漢字一文字の名前は、人気が高いですね。
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男の子に付けたい漢字一文字の名前とは?
ここからは、男の子に付けたい一文字の名前を、いくつかご紹介していきます。ランキングに入っていないものでも、男の子にぴったりの一文字の名前はたくさんあります。まずは、かっこいい名前、古風なイメージの名前、雄大なイメージの名前から見ていきましょう。
かっこいいイメージの名前
隼(はやと)
動物のハヤブサの意味から、強くたくましい人に育ってほしいという願いが込められます。
迅(ジン)
迅速に動くイメージなので力強く成長してほしいとう願いが込められています。「ジン」の響きは男の子らしい印象です。
椋(りょう)
植物のムクノキを意味するため、ムクノキのように空に向かって、真っすぐ育ってほしいというイメージです。
司(つかさ)
管理するという意味から、リーダー気質のある、周りから頼られる人になってほしいという願いが込められます。
新(あらた)
“新しい”という意味から、子どもの可能性を信じる親の気持ちを込めることができる名前です。
古風なイメージの名前
禅(ぜん)
座禅のイメージから、心が穏やかで邪念にとらわれない、真っすぐな人のイメージになります。
護(まもる)
“中のものが傷つかないように外からまもる”という意味から、周囲の人を護ることのできる人になってほしいという願いが込められます。
尊(たける)
生まれてきてくれた、感謝の気持ちを込めることのできる名前です。
源(げん)
歴史上の人物にも多く使われていることから、偉業を成し遂げるような人になってほしいという願いが込められます。
雄大なイメージの名前
颯(そう、はやて)
風の吹く音を意味することから、爽やかさや凛々(りり)しさをイメージすることができます。
宙(そら)
全てのものを包み込むという意味から、心が広く深くあってほしいという願いが込められます。
陽(はる)
太陽のイメージから、太陽にように明るく周りの人を元気にさせる男の子を連想することができます。2017年のランキングに「陽」の漢字が入った名前が3つもランクインされていますね。
海(かい)
文字通り、海のように広く大きな心を持った人に、育ってほしいという願いを込めることができます。
青(せい)
青空の青、海の青・・・地球の全てを包み込むよう広い大きな心を持った子に育ってほしいという願いが込められています。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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