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「大部屋」のメリットとは・・・
続いては「大部屋」についてです。出産による入院で大部屋を利用する場合に、メリットといえるのはどのようなことでしょうか。大部屋でのメリットが思い浮かびにくい人もいるかもしれませんが、大部屋にももちろんメリットはありますよ。
出産後に感じる不安が軽減されやすい
出産後のママ自身の体調について、赤ちゃんとの関わり方について、初めての出産であれば特に不安を感じることが多々あると思います。大部屋では同時期に出産をしたママたちと過ごすことができるためママ同士で話をする機会を持ちやすく、情報交換をすることで不安を共有したり解消したりすることができるので心強いですね。
他のママが赤ちゃんと接する様子をみることができる
初めての出産の場合には、授乳の仕方やおむつの替え方、その他赤ちゃんとの接し方など、よく分からないことも多いですよね。大部屋では、他のママが赤ちゃんと接している様子をみることができるので、その方法を参考にすることができます。また、他のママへの看護師さんや助産師さんのアドバイスを共有することもできます。
「ママ友」と出会うことができる
ほんの数日ではあるものの、大部屋では同時期に出産をした人と生活を共にすることになります。運がよければ、気の合う人がいるかもしれません。大部屋で出産後の入院生活を過ごした人の中には、退院してからも連絡を取り合ったり、実際に会って育児の悩みを相談し合ったりすることができるママ友ができたという人もいますよ。
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「大部屋」のデメリットとは・・・
2人部屋や4人部屋、あるいは6人部屋など、入院する施設によって部屋の広さや人数は異なりますが、初めて出会う人と同じ部屋で数日間過ごすことになる大部屋。最後は、大部屋のデメリットについてお話していきます。
ママのプライバシーが守られにくい
大部屋ではそれぞれのママのスペースをカーテンで仕切ることができますが、姿はみえなくても話し声は漏れてしまいます。ママ自身と家族との会話、看護師さんや助産師さんとの会話など、他の人には聞かれたくない話が聞かれてしまう可能性もゼロではありません。また、他のママのお見舞いに来た人にカーテンを開けられて驚いたというママもいます。
物音や生活音が気になってしまう
昼間の物音や生活音はさほど気にならなくても、夜間にはトイレに行く際の物音やいびきなどが気になってしまうものです。一度気になってしまうとその音が耳から離れずなかなか眠れないという人もいるかもしれません。母子同室の場合には、赤ちゃんの泣き声や夜間の授乳の際の物音も気になりがちな音の一つです。お互いさまではあるものの、それがストレスとなる可能性もあります。
気持ちが落ち着かない、安らげない
出産という経験、慣れない場所での生活、そしてそれは初めて出会う人と同室での生活となるわけですから、なかなか気持ちが落ち着きません。また、他のママの家族やお見舞いに来た人が部屋を出入りするので、ゆっくりと休めないという人も少なくありません。24時間、赤ちゃんのお世話で夜間もしっかりと眠ることができないので、空き時間を見つけてゆっくり過ごしたいのですが、それはなかなか難しいようです。
おわりに
ほんの数日を過ごす場所ではありますが、できることなら心地良い場所で不安な気持ちを感じることなく入院生活を送りたいものです。完全個室、大部屋にはそれぞれのメリットとデメリットがありますが、出産する施設によって詳細は異なります。ご自身に合った空間で、快適な入院生活を送ることができるといいですね。
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7歳3歳1歳の1男2女のママです。毎日子育てに奮闘中!
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