【数検】漢検や英検に比べて認知度が低い?数検を受けるメリットとは

数検
数検は、正式名称を「実用数学技能検定」といいます。漢字検定や英語検定と同じように、算数・数学の能力を認定する試験です。漢検や英検と比べて知名度は低いですが、数学好きにはチャレンジしがいのあるテストです。数検を受けるメリットについてまとめました。

数検のシステム

試験のシステム
数検は、個人もしくは団体で受験します。年齢などの縛りはなく、誰でも受験可能です。個人参加の場合は、年に3回ほど。5人以上の団体で申し込むと、年に17回ほどチャンスがあります。学校や塾で団体試験を行うところも増えてきています。年間30万人以上が受験しています。

【過去5年間の志願者数・実施校数の推移(国内のみ)】
実施年度 志願者数(人) 実施校数(校)
2014年度 332,000 16,500
2015年度 353,000 16,700
2016年度 366,000 17,500
2017年度 377,000 18,000
2018年度 376,000 17,600

算数検定は6~11級・数学検定は1~5級

数検は能力ごとに級がわかれています。小学校で学ぶレベルの内容は、6~11級にあたります。この範囲は算数検定と呼ばれていて、小学校1年生レベルが11級、2年生が10級、とだんだん級数があがります。中学校レベルは、3~5級です。中1が5級、中2が4級、中3は3級になりますね。その先は、高校大学レベルです。準2級が高1、2級が高2、準1級が高3です。最上級の1級は、大学・一般レベルになります。一般人の数学レベルとはいったいどのくらいなのか、疑問は残りますが、なかなかの難問のようです。

すべて記述式のテスト

数検のテストは、すべて記述式です。これによって、基礎的な力や応用力を見極めます。解法も評価され、きちんと理解できているかどうかを判断されます。算数検定では区別がありませんが、数学検定には1次テストと2次テストがあります。1次テストは、計算技能をはかり、2次テストは数理技能をはかります。証明や、統計、作図、測定、整理など、数学に必要なさまざまな技能です。全体の約7割正解すれば、合格です。評価は絶対評価なので、人との競争ではなく、受験者の理解度が判定基準になります。算数検定の試験時間は40~50分です。

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数検を受験するメリットは?

入試の優遇
数検は、比較的新しい技能検定です。発足は1990年で、組織ができてから30年になりますが、途中、組織的な問題があり、体制を再編して現在にいたっています。主催は、公益財団法人日本数学検定協会です。受験料は2000円から5000円程度かかります。時間やお金を使って数検を受験するメリットは、いくつかあります。

中学・高校・大学受験で入試優遇制度がある

注目したいメリットは、中学・高校・大学受験の入試優遇制度です。全国の、中・高・高専で750校以上、大学だと490校以上が、なんらかの優遇制度をとっています。中学・高校の入試では、推薦入試や一般入試において、内申点を加算する形で優遇されることが多いようです。大学入試では、AO入試の自己アピールのひとつとして参考にする、といった形です。英検や漢検と同じように努力して得る資格なので、数学の能力と同時に、積極性や努力する姿勢を評価するのでしょう。今後、採用する学校が増えていくかどうかは不明です。比較的受験料は安い検定ですが、経済格差が教育格差につながっていかないように配慮が必要でしょう。

高校・大学で単位認定制度がある

高校や大学で、単位認定制度があることもメリットのひとつです。数検の試験内容は、中学や高校で習う範囲の数学ですから、検定試験に合格しているということは、教科書の内容をきちんと理解できているということの証明になります。文部科学省は、「技能審査で得た資格や点数を取得単位として認定する際のガイドライン」を各学校に通知しています。このガイドラインにしたがって、単位認定をする学校が増えているということです。一般的な高校であれば、認定されたから授業に出なくてもよい、というわけにはいかないとは思いますが、単位制をとっていて、自分で授業を選択できるような高校なら、資格は有利に働くでしょう。

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子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!

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