eラーニングのデメリット
便利なことばかりに見えるeラーニングにも、デメリットがあります。なかでもハード面は一番の問題です。できればひとり1台の端末を用意することにすついては、経済的に難しい場合もあるでしょう。また通信料が増えますので、経費について考慮する必要があります。
コミュニケーションが不足する
ソフト面でも、デメリットがあります。eラーニングは個人で学ぶシステムなので、コミュニケーションが不足してしまうのです。自分とは違う考え方の友だちと会話したり、先生からのヒントでひらめいたり、外部からの刺激やコミュニケーションによる学びに欠けるところがあります。コツコツと学ぶタイプのお子さんにとっては、問題ないかもしれません。
やる気を出しにくい
ひとりで、自由な時間に学ぶスタイルは、モチベーションの維持も課題です。よほど好きなことでないと、「勉強しよう」「課題に取り組もう」という気持ちはわきません。もちろん、教材はやる気が出るように工夫されていることについては、難しいですね。しかし紙と鉛筆という旧来の勉強道具より、興味はわきやすいでしょう。ネットにつなげてweb上の教材を利用する際は、不要なサイトにつながらないようにフィルタリングをかけておきましょう。
おわりに
eラーニングは、メリットを生かして利用すれば、たいへん便利な学習スタイルです。ただ自主的な個別学習になるので、モチベーションの維持や学習の進度については、保護者が応援、管理することが必要です。まずは得意な分野をどんどん学び、深めていくために利用すると、学習の習慣がつきやすいでしょう。苦手分野は、声かけをしながらゆっくり進めていくつもりで取り組んでみましょう。
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