MI理論6:身体・運動感覚知能が高い子
身体・運動感覚知能が高い子は、次のような特徴があります
- 踊るのが上手い
- 体を動かすことが好き
- 運動が得意、好き
- 器用になんでもこなす
- 身振り手振りで物事を伝える
- 新しいが好き
非常に行動的な子が多いです。スポーツが好きだったり、運動神経が良い子どもが大半なので、習い事はスポーツの方がいいでしょう。椅子にじっと座って勉強することが苦手なので、身体を動かしながら行う、理科の実験などの方が向いています。
MI理論7:対人的知能が高い子
対人的知能が高い子は、以下のような特徴を持っています。
- 団体行動を好む
- 親友や友達がたくさんいる
- 人に親切にできる
- チームプレーが好き
- 人と関わることに抵抗がない
- 自発的に人と話をする
このタイプの子どもは、日々のコミュニケーションがとても大事です。一人で黙々と勉強はさせるよりも、人がいる図書館やリビングなどの方が集中して勉強できます。学んだことを人に教えることで、理解力が高まるタイプです。
MI理論8:内省的知能が高い子
内省的知能が高い子の特徴は、具体的に以下のとおりです。
- 自分の興味によって積極性が左右する
- 人の目を気にしない
- マイペースに単独行動することが多い
- 好き嫌いがはっきりしている
- 日記をつけている
- 失敗しても気にしない
このタイプの子は、好きなことを徹底的にやるタイプです。そのため、勉強を好きになると、とことん突き詰めて学ぶことができるでしょう。勉強するときは、集団よりも個室で一人にさせてあげた方が捗ります。
おわりに
MI理論における子どもの知能ジャンルを知ることで、子育てが一段と楽しくなることでしょう。もう一度おさらいすると、MI理論は以下の8つに分類できます。
皆さまの子どもに、該当するものはありましたか?子どもは可能性にあふれています。
これを参考に、今後の子育てに活かしていけると良いですね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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