【中学受験】勉強には休憩時間が必要。上手に取り入れれば成績も上がる?

休憩時間をサポートする保護者の役割

休憩する
学習の間に休憩をはさんだほうが、学習効率が上がることは理解できても、実践するのは難しいことです。子どもが自発的に時間管理をおこなえればよいのですが、保護者のサポートは欠かせません。

慣れないうちは、15分学習7分半休憩のサイクルを1ターン、その都度声かけをして指導してみましょう。1ターン1時間です。休憩を取り入れることは、大人にとっても効果が見込めます。保護者自身の学習の時間にあててはいかがでしょう。

スマホの適正利用を助ける

休憩時間に、ついスマートフォンを取り出してしまう、タブレットを見てしまう、という子は少なくありません。ネットにつないで動画を見たり、SNSをチェックしたりしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

また、スマートフォンの画面は明るく、寝る前に見ていると睡眠に支障をきたす恐れがあります。

家庭でのスマートフォンの利用について、子どもと話し合ってルールを決めましょう。適正な利用は大人でも難しいものです。依存症にならないような使い方を考え、学習の合間の休憩時間には触らないようにサポートする必要があります。

リラックスをうながす声かけを

受験勉強の際、親が夜食を作ってくれたり、おやつを差し入れてくれたりした思い出がある保護者もいるでしょう。逆に、「勉強しなさい」「もっとがんばりなさい」などの声かけで、やる気をそがれた経験がある人もいるのでは。

子どもへの声かけは、リラックスをうながすものにしてください。学習から休憩への切り替えの際には、声かけをしやすいですね。休憩から学習への切り替えの際は、気を使います。

あまり乗り気でないようなら、「ロング休憩にする?」「どこかわからないところがあるの?」など、気分を切り替える会話をうながすような声かけがよいでしょう。「もう時間だよ」「やらないの?」といった、責めるような口調は厳禁です。

タイマーをかけて、自然に切り替えを意識できるようにサポートする方法もあります。

おわりに

勉強には、休憩が必要です。人間の集中力には限界があり、学習時間は長ければ長いほどよいとは言えません。中学受験は、記憶力だけが試されるものではなく、日頃の経験と知識を組み合わせて考える思考力が試されるものです。効率よく学習をおこない、さまざまな体験を重ねる時間もしっかり確保しましょう。

二度とない子ども時代を有意義に過ごせるよう、保護者のサポートも大切です。

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