学校に配属されているスクールカウンセラーは、どんなことをしてくれるの?

スクールカウンセラーとは
スクールカウンセラーは、学校に配属されている専門職員です。多くの場合常勤ではなく、決められた日に学校へ来て、児童生徒や保護者のカウンセリングにあたります。子どもの学校で、スクールカウンセラーがどのような活動をしているのか、くわしく解説します。

スクールカウンセラーってどんな人?

カウンセリングを受ける
スクールカウンセラーは、学校に配属された専門のスタッフです。平成7年度から、国の制度によって、公立学校に配置されることになりました。担任の先生や保健室の先生とも違う、特別な存在です。平成27年度の調査によると、公立小学校の65%に配属されています。学校によっては、スクールカウンセラーがいない学校もあります。まずは子どもの小学校にスクールカウンセラーがいるかどうか、確認してみてください。

学校での問題について相談にのってくれる人

スクールカウンセラーは、学校での問題について相談にのってくれる人です。子どもの不登校、いじめの問題、先生とうまくいかないという悩みなどに、対処してくれます。大学で心理学を学び、臨床心理士の資格を持っている人や、資格は持っていないけれど、臨床心理の知見があり、大学の教員や講師を務めた経験のある人物が、スクールカウンセラーとして活動しています。「臨床心理についての専門知識を持った人」ということが重要視されている職業です。

相談できるのは週に1日程度

同じ学校に毎日常勤で勤務している人はまれで、多くの場合は週に1日、学校にやってきて、子どもや保護者、先生たちの相談を受けたり、助言をしたりしています。学校には、カウンセリングルームや相談室という部屋が用意されていて、そこで相談を受けます。個別の相談がないときは、子どもたちの様子を観察するために授業参観をしたり、学級活動に参加したりもします。「いつでも好きなときに話にいける先生」ではないところは、少し残念ですね。

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スクールカウンセラーの主な仕事

仕事内容
カウンセラーという名称から、「いつも人の悩みを聞いている人」という印象を持つかもしれませんが、仕事はそれだけではありません。学校内における、さまざまな心の問題に対して、主に三つの仕事をおこなっています。わかりやすく言えば、「相談」「対策」「予防」にかかわる活動です

子どもたち・保護者・教員のカウンセリング

スクールカウンセラーの仕事のうち、「相談」にあたるのがカウンセリングです。カウンセラーは、子どもだけではなく、保護者や教員のカウンセリングもおこないます。カウンセリングは一対一でおこなわれ、相談内容は外部に漏れることはありません。カウンセラーには守秘義務があるからです。子どもたちがカウンセラーを信頼し、悩みを相談する相手と認めるためには、日頃から活動を共にし、信頼関係を築く必要があります。そのため、学校行事などに参加することもカウンセラーの仕事のひとつです。

問題解決のためのコンサルテーション

「対策」に相当するのが、コンサルテーションです。コンサルテーションは、主に教員に対しておこなわれます。子どもたちの悩みや相談を聞き、問題を解決するために、学校や教員の立場でどのような対策を採ることが適当なのか、専門的な立場から助言します。子どもたちの問題は、本人だけで解決することは困難です。学校の環境や周囲の働きかけによって、悩みや問題を解決する必要があります。発達心理学や臨床心理に精通したカウンセラーのアドバイスは、状況改善に役立ちます。

予防のための取り組み

心の問題は、突然おこるものではありません。日常的なストレスなどが蓄積して、目に見える問題となって初めて明らかになるものです。そのため、定期的なストレスチェックや、レクリエーションを計画して全体のストレスレベルを下げる活動を進めるなど、予防的な活動も大切な仕事のひとつです。

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