日々変わる赤ちゃんの表情。どの一瞬も逃したくないとついつい写真を撮っていたら、あっという間にフォルダがパンパンになってしまった・・・ということもありますよね。そんな大量の写真データを管理するのに最適なのがクラウドサービスです。ここではクラウドサービスについての基礎知識とおすすめのクラウドサービスをご紹介します。
クラウドサービスについての基礎知識
クラウドで写真を管理すると一言でいっても、そもそもクラウドってよくわからない、という人も多いのではないでしょうか。まずはクラウドサービスについての基礎知識とそのメリット・デメリットを簡単にご紹介します。
そもそもクラウドサービスって何?
クラウドとは正しくは「クラウド・コンピューティング」といい、どこか別の場所に存在するサーバーが提供するサービスを、インターネットなどのネットワーク経由で利用するというコンピューターの利用形態のことを指します。このクラウドサービスを利用することによって、これまでは個人のスマートフォンやパソコンなどに保存していたデータをインターネット上のサーバーに保存・管理することができるのです。
クラウドサービスを利用するメリット
クラウドサービスを利用するメリットは
- HDDに大量のデータを保存しておかなくても済むため、HDDの負担が大幅に軽減する
- パソコンが故障したりスマートフォンを紛失したりしてもデータの消失の心配がない
- インターネット環境があればどこからでも閲覧することができる
- バックアップはサーバー側が自動的に行ってくれるため、煩わしいバックアップ作業を自分でする必要がない
などが挙げられます。ソーシャルメディアなどとの連携もしやすく、クラウドを利用して写真を管理するメリットは非常に大きいといえるでしょう。
クラウドサービスを利用するデメリット
では反対に、クラウドサービスを利用するデメリットは何でしょうか?まずは管理コストがかかるということです。無料のクラウドサービスもたくさんありますが、その場合の保存可能容量には限度があり、容量を増やしたい場合には月額や年額で利用料を払う必要があります。また、個人に影響のない範囲でサーバー側の研究や広告事業にデータが活用される、ハッキングされてデータが漏えいする可能性があるなどセキュリティー面でのリスクや永久にデータの保存が保証されているわけではないという怖さもあります。こうしたデメリットもしっかりと考慮した上で、上手にクラウドを活用することが大切です。
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無料の「Googleフォト」がおすすめ
数あるクラウドサービスの中でもおすすめなのがGoogleフォトです。Googleアカウントはネットユーザーの保持率が高く、利用のしやすさはピカイチ。一般的な閲覧や写真プリントに利用するスマートフォンユーザーにはおすすめのサービスです。
出典:google.com
容量無制限で高品質のデータを保存できる
Googleフォトの一番の魅力は何といっても、高品質な画像データを無料・容量無制限で保存できることです。1つの画像は1600万画素までと制限があり、またこれより小さいサイズの画像であっても必ず元の大きさより圧縮された状態で保存されますが、一般的なサイズでのプリントには十分耐えうるくらいの高品質を保っています。日常的にスマートフォンカメラを活用しているスマートフォンユーザーには十分満足できるサービスといえるでしょう。
Googleアカウントがあれば利用可能
Googleアカウントを持ってさえいれば、だれでもすぐに利用できるのもGoogleフォトの魅力の一つです。サービスを利用する際に追加登録が必要となると二の足を踏む人も多いですが、Googleアカウントを持っていれば、登録の煩わしさがなく、利用開始時のハードルは非常に低くなっています。
自動で写真を分類・管理してくれる
Googleフォトの追加機能として便利なのが、写真の管理および加工機能です。自動で写真や動画を時系列で整理してくれる「ストーリー」や、BGM付きのムービーを作成してくれる「ムービー」、コラージュ画像を作成してくれる「コラージュ」などさまざまな機能があり、簡単に写真を分類・管理することができます。
写真検索やキーワード検索機能が充実
検索機能に優れたGoogleならではの技術は、Googleフォト上での写真検索機能にも生かされています。写真を検索したい場合、人・物・場所ごとに写真が分類され、それぞれについてさらに細かい項目に分けられて表示されます。また、キーワード検索機能も優秀で、キーワードに合った写真をかなりの確率で的確に拾い上げることができます。
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小学生と2歳の息子二人に囲まれ、怒ったり笑ったりを繰り返しながら毎日賑やかに過ごしています。
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